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　ロッテ、阪神や米大リーグのヤンキースなどで投手として活躍、日米通算１０６勝を挙げた伊良部秀輝さんが、米ロサンゼルス近郊の自宅で首をつって自殺しているのを、２７日早朝、友人らの通報でロサンゼルス郡保安官事務所当局者が発見した。

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　伊良部さんの代理人としてメジャー移籍に尽力した「ＫＤＮマネージメント」（米ロサンゼルス）の団野村氏は、滞在先の日本から２９日未明にツイッターで「私にとって悲しい日です」と英文でつぶやいた。

　引退後も交流のあった同氏は同日夕方には英文で「ヒデキ・イラブはファイターであり、誠実で、勇敢で、とても思いやりのある人間だった。彼は米国と日本でその名を残した」と故人をしのんだ。

　また「ＫＤＮスポーツジャパン」は報道各社にリリースを発表。最近の伊良部さんは東日本大震災のチャリティーイベントやロサンゼルスで野球教室を開いていたことを明かし、「遺書などは残されておらず、（中略）一同驚きを隠しえません」とした。葬儀は「故人の遺志」として米国で身内だけで執り行うという。