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【プロ野球】

ソフトバンク50勝 首位攻防戦で先勝

2011年7月30日 紙面から

力投するソフトバンク先発の山田=ヤフードームで(式町要撮影)

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◆ソフトバンク4−1日本ハム

 長いトンネルをようやく抜けた。ソフトバンクの山田が6月6日の広島戦以来53日ぶりの白星。粘って今季7勝目を手にした。「野手の皆さんにも助けられて、ようやく白星をつかめました」。日本ハムとの首位攻防戦の初戦で、6イニング2/3を6安打1失点。お立ち台で忘れかけていた笑顔を取り戻した。

 初回に中田の適時二塁打で先制点を奪われた。それでも2回以降は失点を許さない。交流戦明けから4試合で3敗と白星から遠ざかったが、この間は四死球で自滅するパターンに苦しんだ。しかし、この日の四死球はゼロ。課題の制球にも向上の兆しが見られた。

 前日(28日)の楽天戦では1歳下で仲の良い岩崎がプロ初完封勝利。「すごく刺激になった。自分も負けていられないと思った」。ライバルの活躍も発奮材料となった。

 交流戦明けから、常にカードの初戦で先発。大事な試合を任されながら、期待を裏切った。「これまで迷惑をかけた。初戦を取れればチームが楽になる」。負ければ先発ローテからの陥落の危機でもあった一戦で見せた好投に、秋山監督も「気持ちが入っていたね」とたたえた。

 30日は23歳の誕生日。前祝いの白星は、首位を激しく争うチームにとっても大きい。両リーグの50勝一番乗りで日本ハムとは1・5ゲーム差。そして秋山監督の通算200勝目だ。 (松田達也)

 

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