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高校野球兵庫大会決勝 史上初の引き分け再試合 

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延長15回引き分け再試合となり、試合後のあいさつを交わす東洋大姫路ナイン(右)と加古川北ナイン=29日午後、ほっともっとフィールド神戸(撮影・大山伸一郎)

延長15回引き分け再試合となり、試合後のあいさつを交わす東洋大姫路ナイン(右)と加古川北ナイン=29日午後、ほっともっとフィールド神戸(撮影・大山伸一郎)

 第93回全国高校野球選手権兵庫大会第16日は29日、神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で東洋大姫路と加古川北が決勝を行い、延長十五回の末、2‐2で引き分け、再試合になった。兵庫大会決勝の引き分け再試合は大会史上初。

 試合は九回表に東洋大姫路が坪田元希三塁手の適時打で2‐1と勝ち越したが、九回裏無死から都倉健司主将が左越え本塁打を放ち、加古川北が土壇場で同点に追いついた。延長突入後は東洋大姫路の原樹理投手と加古川北の井上真伊人投手が得点を許さず、大会規定により延長十五回引き分け再試合となった。試合時間は2時間59分だった。

 両投手は完投し、球数は東洋大姫路の原投手が196球、加古川北の井上投手が193球。九回に同点本塁打を許した原投手は「(九回は)周りから気持ちやぞと言われて踏ん張った。再試合もしっかり気持ちで投げたい」と意気込み、井上投手は「『打てるなら打ってみろ』と思って投げた。再試合もこっちが引くわけはいかない」と気丈に話した。

 決勝の再試合は30日午後1時から同球場で行われ、東洋大姫路が勝てば5年ぶり12度目、加古川北が勝てば3年ぶり2度目の優勝となる。

(今福寛子)

(2011/07/29 20:14)

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