伊良部元投手が米国で死去　自殺か、日米で活躍

　【ロサンゼルス共同】ロッテ、阪神や大リーグのヤンキースなどで投手として活躍、日米で１０６勝を挙げた伊良部秀輝さんが、米ロサンゼルス近郊の自宅で死去していたことが２８日、分かった。４２歳。ロサンゼルス郡保安官事務所当局者が明らかにした。同事務所は自殺とみている。

　知人によると、伊良部さんは首をつった状態で見つかった。一人暮らしだったという。

　８８年にロッテ入団。９４年に１５勝を挙げ最多勝、９５、９６年に最優秀防御率のタイトル獲得。９７年にヤンキースに入団。大リーグ６年間の成績は３４勝３５敗１６セーブ。日本での通算成績は７２勝６９敗１１セーブ、防御率３・５５。