RX-358-U3B
【PCパーツ長者】USB3.0＆まとめ編
SATA接続との体感差はほぼ無・使い勝手の良いUSB2.0上位互換
（参考価格が出たので…）総合的には特に無し
こちらは【PCパーツ長者】のRosewill RX-358-U3B体験レビューになります
このような製品を体験するチャンスを頂いた Rosewill様、coneco.net（ベンチャーリパブリック）様に重ねて深くお礼申し上げます
今回は、本題本命のUSB3.0での速度と、今まで使用してみたRC-505も含めたまとめをしていきたいと思います
（前回のRX-358-U3Bのレビューはコチラ → http://club.coneco.net/review/Review_Detail.aspx?rev=39736）
（RC-505のレビューはコチラ → http://club.coneco.net/review/Review_Detail.aspx?rev=39776）
今回も今まで通りST3500320ASで行くんですが…
残念ながら、昨日の夜に急にPCが起動しなくなりまして…
デスクトップ上に編集中のデータやらキャプチャしたファイルやら起きっぱなしだったモンで色々必死に復旧方法を試してみたんですが、どうやらRAIDアレイが飛んだらしく、何をどうやっても復旧できず…(´;ω;`)
結局、Win7を入れ直し、必要最低限なソフトをインストールして、USB3.0でベンチをとって、動画を編集し…
等とやった時点で、ベンチスコアが微妙に（ホントに微妙な差なんですが）良くなっちゃっている可能性がアルのに気がついたんで、前回まで積み上げてきたベンチの数値と微妙に整合性の面で怪しさが…ｗ
そんなわけなので、USB2.0とeSATAのスコアも掲載しますが、前回までと今回計測し直したスコア（SATAとUSB3.0）では別環境で測った位の勢いで見ていただいた方が良いかもしれません（そんなに差は出て無いんですけどね）
ベンチの結果に関しては、左から
SATA接続 → USB2.0（1分BOX SATA）
→ eSATA（1分BOX SATA）→ USB3.0（RX-358-U3B）
の順に並んでます
前述通り、USB2.0及びeSATAに関しては、以前のスコアの再掲になりますのでご注意を…
● CrystalDiskMark 3.0 ●
（3回計測し、スコアが良かった物を抜粋）
・Seq Read：109.0 / Write：107.6 → Read：36.09 / Write：35.06
→ Read：108.1 / Write：100.5 → Read：108.6 / Write：101.5
・512K Read：43.47 / Write：60.17 → Read：23.19 / Write：28.71
→ Read：38.39 / Write：59.43 → Read：43.01 / Write：56.43
・4K Read：0.630 / Write：1.419 → Read：0.611 / Write：1.410
→ Read：0.627 / Write：1.430 → Read：0.625 / Write：1.422
・4K QD32 Read：1.262 / Write：1.124 → Read：0.623 / Write：1.421
→ Read：Read：0.638 / Write：1.359 → Read：0.666 / Write：1.421
● HDtune Extra tests ●
（3回計測し、スコアが良かった物を抜粋）
▼Read
・Random seek：78 IOPS / 12.8ms / 0.038MB/s → 79 IOPS / 12.6ms / 0.039MB/s
→ 80 IOPS / 12.6ms / 0.039MB/s → 80 IOPS / 12.5ms / 0.039MB/s
・Butterfly seek：71 IOPS / 14.1ms / 0.035MB/s → 72 IOPS / 13.9ms / 0.035MB/s
→ 72 IOPS / 13.9ms / 0.035MB/s → 73 IOPS / 13.8ms / 0.035MB/s
・Random seek / size 64KB：76 IOPS / 13.2ms / 1.162MB/s → 77 IOPS / 13.0ms / 1.179MB/s
→ 78 IOPS / 12.9ms / 1.196MB/s → 78 IOPS / 12.8ms / 1.204MB/s
・Random seek / size 8MB：15 IOPS / 67.7ms / 59.927MB/s → 8 IOPS / 130.5ms / 31.082MB/s
→ 14 IOPS / 73.3ms / 55.327MB/s → 16 IOPS / 64.0ms / 63.373MB/s
・Sequential read outer：1751 IOPS / 0.6ms / 109.427MB/s → 534 IOPS / 1.9ms / 33.362MB/s
→ 1464 IOPS / 0.7ms / 91.482MB/s → 1752 IOPS / 0.6ms / 109.513MB/s
・Sequential read middle：1507 IOPS / 0.7ms / 94.173MB/s → 536 IOPS / 1.9ms / 33.477MB/s
→ 1476 IOPS / 0.7ms / 92.231MB/s → 1507 IOPS / 0.7ms / 94.172MB/s
・Sequential read inner：866 IOPS / 1.2ms / 54.133MB/s → 537 IOPS / 1.9ms / 33.580MB/s
→ 866 IOPS / 1.2ms / 54.134MB/s → 866 IOPS / 1.2ms / 54.134MB/s
・Burst rate：2111 IOPS / 0.5ms / 131.911MB/s → 537 IOPS / 1.9ms / 33.563MB/s
→ 1186 IOPS / 0.8ms / 74.116MB/s → 1861 IOPS / 0.5ms / 116.335MB/s
▼Write
・Random seek：53 IOPS / 18.9ms / 0.026MB/s → 53 IOPS / 19.0ms / 0.026MB/s
→ 53 IOPS / 19.0 ms / 0.026 MB/s → 194 IOPS / 5.1ms / 0.095MB/s
・Butterfly seek：45 IOPS / 22.1ms / 0.022MB/s → 45 IOPS / 22.4ms / 0.022MB/s
→ 45 IOPS / 22.3 ms / 0.022 MB/s → 169 IOPS / 5.9ms / 0.082MB/s
・Random seek / size 64KB：44 IOPS / 23.0ms / 0.669MB/s → 44 IOPS / 22.9ms / 0.672MB/s
→ 44 IOPS / 22.9 ms / 0.670 MB/s → 154 IOPS / 6.5ms / 2.374MB/s
・Random seek / size 8MB：11 IOPS / 87.2ms / 46.505MB/s → 6 IOPS / 155.7ms / 26.046MB/s
→ 11 IOPS / 95.1 ms / 42.655 MB/s → 14 IOPS / 70.9ms / 57.184MB/s
・Sequential read outer：1750 IOPS / 0.6ms / 109.399MB/s → 520 IOPS / 1.9ms / 32.511MB/s
→ 1355 IOPS / 0.7 ms / 84.669 MB/s → 1482 IOPS / 0.7ms / 92.604MB/s
・Sequential read middle：1507 IOPS / 0.7ms / 94.178MB/s → 523 IOPS / 1.9ms / 32.682MB/s
→ 1368 IOPS / 0.7 ms / 85.494 MB/s → 1460 IOPS / 0.7ms / 91.252MB/s
・Sequential read inner：859 IOPS / 1.2ms / 53.681MB/s → 511 IOPS / 2.0ms / 31.968MB/s
→ 859 IOPS / 1.2 ms / 53.682 MB/s → 859 IOPS / 1.2ms / 53.681MB/s
・Burst rate：1313 IOPS / 0.8ms / 82.045MB/s → 370 IOPS / 2.7ms / 23.154MB/s
→ 940 IOPS / 1.1 ms / 58.732 MB/s → 666 IOPS / 1.5ms / 41.608MB/s
まぁ、ちょっと数が多すぎて、逆になんのことやらわからなくなりつつあるわけですがｗ
とりあえずSATA接続シーケンシャル最大速100MB/s程度しか出ないHDDだと、eSATAもUSB3.0もベンチ上でもほとんど差が出ないですね
体感上では内蔵ドライブと取り付け取り外しの自由度の高いUSBがほとんど変わらんと言う…
昔なら考えられない夢のような状況ですｗ
少し気になったのは、HDtune Extra testsのWriteで
Random seek・Butterfly seek・Random seek / size 64KBと8MB
の４つのスコアが異常に高い点
Extra testsの他の数値でもCDMでもSATAやeSATAとそれほど差がないので、帯域が改善されて実際に速度が上がったと言うより、HDtuneのアクセスタイムが異常に速く誤認識してるのが原因クサイです（タブン）
● まとめ ●
動画のマトメの繰り返しになりますが…
この速度ならホトンドの内蔵ドライブ（SSD除く）と体感上大差なく使用できるでしょうし、かなり使い勝手は良いと思います
バックアップイメージや容量を食うメディア系のファイルだけを外付けのUSB HDD等に保存しておられる方も多いと思いますが、USB2.0だと速度的にどうしてもストレスがたまってしまいますし、理由はどうあれディスクエンクロージャを頻繁に使われる方なら、USB 3.0に移行する意味は大きいと感じました
さらに個別で考えると…
RX-358-U3Bのメリットは、やはりファンがついている安心感ですね
十分な効果＝冷却してくれ、かつ静かな点は、特にこれからまだ数ヶ月続くと思われる暑い季節にはメリットが大きいと思います
RC-505のメリットは…将来性でしょうか？
USBメモリやSDカードなどのフラッシュメモリ系の記憶デバイスも、USB2.0の速度では追いつかない時期もそう遠くないでしょうし、ソレ以外にも3.0対応のデバイスが増えるであろう事を考えると、とりあえずの投資としては悪くない選択ではないかと思います
【conecoからのおしらせ】PCパーツ体験レビューサービス「PCパーツ長者」はこちら
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http://club.coneco.net/review/Review_Detail.aspx?rev=26757
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