2011Jリーグヤマザキナビスコカップ1回戦第2戦 | |||
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日時:2011年07月27日 19:00 kick off 会場:ホームズスタジアム神戸 | |||
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 |
5,204人 | 曇時々晴 | 26.8℃ | 79% |
主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 |
村上伸次 | 武内元人 | 小椋剛 | 廣瀬格 |
ヴィッセル神戸 | チーム | 横浜F・マリノス | ||||||
1 | 1 | 前半 | 1 | 2 | ||||
0 | 後半 | 1 | ||||||
和田昌裕 | 監督 | 木村和司 | ||||||
吉田孝行(20') | 得点者(分) | 谷口博之(78') 栗原勇蔵(44') |
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14 | シュート | 11 | ||||||
6 | GK | 12 | ||||||
7 | CK | 8 | ||||||
11 | 直接FK | 13 | ||||||
1 | 間接FK | 3 | ||||||
1 | オフサイド | 3 | ||||||
0 | PK | 0 | ||||||
選手名 | ポジション | 選手名 | ||||||
30 徳重健太 |
GK |
21 飯倉大樹 |
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25 石櫃洋祐 4 北本久仁衛 5 河本裕之 21 茂木弘人 |
DF |
13 小林祐三 4 栗原勇蔵 22 中澤佑二 20 波戸康広 |
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8 松岡亮輔 18 田中英雄 7 朴康造 10 ボッティ |
MF |
6 小椋祥平 25 中村俊輔 7 兵藤慎剛 29 谷口博之 |
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17 吉田孝行 11 ポポ |
FW |
8 長谷川アーリアジャスール 9 渡邉千真 |
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GK 1 紀氏隆秀 DF 2 近藤岳登 DF 14 宮本恒靖 MF 6 羽田憲司 MF 20 森岡亮太 FW 9 ホジェリーニョ FW 13 大久保嘉人 |
SUB |
GK 31 秋元陽太 DF 26 青山直晃 DF 24 金井貢史 DF 5 キムクナン DF 2 天野貴史 MF 14 狩野健太 FW 11 大黒将志 |
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OUT → IN | 分 | 交代選手 | 分 | OUT → IN | ||||
ボッティ → 大久保嘉人 | 62 | 66 | 渡邉千真 → キムクナン | |||||
吉田孝行 → 森岡亮太 | 78 | 73 | 長谷川アーリアジャスール → 大黒将志 | |||||
朴康造 → ホジェリーニョ | 83 | 81 | 中村俊輔 → 天野貴史 | |||||
選手名 | 分 | 警告 | 分 | 選手名 | ||||
吉田孝行 | 27 | |||||||
松岡亮輔 | 32 |
和田昌裕監督 |
先制をしてマリノスを苦しめたかなとは思いますが、前半の終了間際の同点ゴールが痛かったなと思います。 ただ、そこでは振り出しに戻っただけで、後半は運動量も勝って、良い時間帯だっただけに、コーナーキックからの失点も選手には堪えたのかなと思います。 前節、リーグ戦でのアウェイでマリノスに0-1と敗戦を喫して、中3日で特にコンパクトさだけはしっかりと続けていこうと、前回ロングボールに対してディフェンスラインが下げられることでセカンドボールを拾われたり、ボランチとディフェンスラインの間でボールを受けられることが多かったので、そこのところを改善しようということで、ディフェンスラインをできるだけこまめなラインコントロールで全体のコンパクトさを今回の試合に求めました。 前回に比べると、そこはコンパクトにできていたのではないかと思います。 流れの中で、何度かそういったところを突かれた部分もありましたが、最終的に組織でよく守備のところはやってくれたと思っています。 吉田がやっとここに来てゴールを決めてくれたというのは、チームにとっても非常に大きいと思います。 残念ながら逆転で敗戦して、ヤマザキナビスコカップは神戸はこれで終わったわけですが、リーグ戦に集中をして、気持ちをしっかりと切り替えて、この週末に順位をギリギリで争っている甲府との対戦ですので、ここは何がなんでもホームでできる分、勝ち点3を取りたいと思っています。 選手たちはよくやってくれましたし、やはりリーグ戦で首位を走っているマリノスの試合運びであったり、ここというときのセットプレーで失点し敗戦を喫しましたが、苦しめたというところは前回0-1で敗れた試合よりは内容はよかったのではないかと思っています。 しっかりと前を向いて、次の甲府戦に向けて準備をしていきたいと思います。 |
監督質疑応答 |
(2失点ともセットプレー絡みだったが、その守備の部分は?) 1失点目に関しては、セットプレーを跳ね返して、そこから逆サイドに振られて、クロスが入って、そのこぼれ球みたいな形でした。 最後までみんなしっかりとスライディングをして、ここしかないというニアのところに決められてしまったので、それよりも2点目のコーナーキックからの、精度の高い、質の高いボールが入ってくるので、それは全員がわかっているところで、しっかりとマークがつけていなかった部分です。 当然、身長差というのは最初から分かっていることで、まともにヘディングさせないためにもしっかりとマークの選手が対応するということでしかないということです。 その前に、セットプレーにさせない、コーナーキックにさせずにスローインにするとか、そんなところの対応も必要だと思いますが、前半からコーナーキックが多かったので、その辺りで出来るだけクリアにして、蹴り出すならスローインにしようといっていましたが、ああいった形でやられて、非常に残念ですが、試合の前日に練習でやっているだけにショックだったのではないかと思います。 あとは切り替えてやるしかないと思います。 良いボールが入ってくるものに対しては、マークをしていくこと、これしか対応はないかなと思っています。 (攻撃面についての印象は?) 前回の対戦では、ミドルシュートを打たされていたようなところが多かったので、もう一つそこから崩していこうということで、1点目などは本当に練習でやった形というか、朴がペナルティエリアの外に走り込んで、石櫃からそこに良いボールが入って、そこからのクロスという形なので、ペナルティエリアのところで、相手の短いDFラインの裏であっても、そこをついていこうということを練習でやっていたことは少し出たのかなと思います。 ポポに関しては、彼のミドルシュートは相手にとって脅威ですので、どんどん狙っていけという風にいっていましたので、あとは精度の問題だと思います。 クロスに関しては、石櫃や朴の右からのクロスは精度をもう少し上げていかなければいけないかなと思います。 ちょっともったいない部分をいくつか感じました。 (中二日で甲府戦だが、修正点は?) 戦い方についていえば、本当に神戸らしいサッカーが徐々にできつつあるので、その戦いを続けていこうかなと思います。 あとは一つ一つの精度、ボールを奪ったあとのパスがミスになったりということについては、そこは選手個人個人に意識をしてもらって、より精度を高めていくしかないのかなと思っています。 |
朴康造選手 |
(前半の良い時間帯で先制しました) 先制できたのは良かったです。だけど、結果負けてしまったので・・・。 後半は相手も足が止まってヴィッセルペースでした。ただ、1発で決められてしまった。やはり力のあるチームですね。 (自身のシュートシーンについて) キーパーが出てきたので、空いていると思ったコースに蹴ったのですが、キーパーに読まれてしまいました。自分の力の無さだと思います。 (久しぶりの勝利から連敗) 切り替えて甲府戦に臨まないといけません。選手もスタッフも練習から一生懸命やっていますし、やり方としては良いと思ってます。信じて続けてやっていくだけです。 |
森岡亮太選手 |
相手の得点が1点から2点になったのが大きかったです。 (横浜FMに2点目が入ったことで、アウェイゴールにより勝ち上がるためには2点が必要になりました) とりあえず、まずは1点という気持ちでやりましたが、チームとして、1点じゃ足りない2点取らなければいけない、という焦る気持ちがどこかにあったのかもしれません。チャンスもあった中で1点も取れませんでした。 (次節甲府戦に向けて) 重要な試合になると思いますが、逆に気負ってしまってはダメ。同じようにプレーすることを心がけます。 |
田中英雄選手 |
(終始ヴィッセルペースのように見えました) そうだったと思います。ただ、セットプレーからひとつ決められてしまいました。なんとか逆転したかったのですが、次の1点が欲しいという状況でチャンスがありながらの失点、結果として重い失点となってしまいました。 セットプレー時の守備は徹底して練習の時からやっていたのですが、かなり準備した中でやられてしまいました。 (次節甲府戦に向けて) 本当に今日負けた流れを切り離して、しっかり勝たなければいけない。甲府戦はすごく大事な試合になります。 |
ボッティ選手 |
(足の具合について) ひねってしまいました。2回目です。 しかし前回も痛めましたが、次の日休んで、次の次の日にはもうテープを巻いてトレーニングできていましたから、今回も同じようにできると思います。 (試合を振り返って) 得点をあげ、多くのチャンスを作りましたが、グラウンドの状態が悪い中逆転を許してしまったというのは、自分たちに何か足りないものがあるのだと思います。 (次の試合では順位を争う上でも大事な試合となりますが) 臨んでいたシチュエーションではありませんが、次の試合でしっかりと勝点をあげないと危ない状況になってしまいます。ホームなのでしっかりと勝ちたいと思います。 |
吉田孝行選手 |
(試合を振り返って) 全体的にはある程度は神戸がよかったと思いますが、セットプレー2本にやられてしまいました。自分たちに甘さがあったと思います。 (自分たちの甘さとは?) 相手にはいいキッカーもいますし、中も強い。相手のストロングポイントを出させてしまったのが甘さだと思います。 (和田監督は会見で練習通りにできたと言っていましたが) カンジョ(朴選手)がよくウラへ抜けてためて、センタリングをあげてくれました。ウラで高い位置で起点を作る、得点した形もそうですがそういうこともできていましたし、跳ね返されたあとのセカンドボールも、よくボランチが拾ってくれていました。 (前回の試合からの修正はできていたのでしょうか?) ある程度はできたと思いますが、勝たなければいけないゲームでしたので、課題は残ります。切り替えていくしかありません。 (次節に向けて) ホームですし、何が何でも勝点を取りたいと思います。 |
徳重健太選手 |
(試合を振り返って) どれだけ全員で戦っていても、失点を相手より多く重ねてしまうと残念な結果になってしまいます。反省が必要だと思います。 (コーナーキックの時パンチングを多用していましたが、何か意図があってのことですか?) 決めていたわけではないです。その瞬間の判断です。 (2失点目のときは相手へのマークがずれていましたか?) 相手がブロックしてマークをはずすようなプレーだったと思います。しかしゴールキーパーとしてはそういう状況も含めて、準備して守らなければいけなかったと思います。 (次の試合に向けて、修正点は?) 今日2失点しましたが、その状況をあとで映像でしっかりと見直して、反省したいと思います。 |
大久保嘉人選手 |
(後半途中出場してから、ボランチの位置に入っていたようですが、その意図は?) 向こうも、それからこちらの選手も疲れていて足が止まっていましたので、左サイドに回っても孤立してしまうと思いました。ボランチの位置に入った方がボールが回ると思いました。 みんなも疲れて足が止まっていて、コンビネーションがありませんでした。下がって、相手をもっと疲れさせて、それで間が空いたところに入っていくということを考えていました。 前半からそういうことができれば、相手はもっと疲れていたと思います。 前半から見ていても神戸の選手はみんな自分たちのポジションで、その場の仕事に終始していて、コンビネーションがあまりなかったように思います。とりあえずウラに出して走る、そしてセカンドボールを拾う、選手に発想が少ないと思います。もっとボールがくる前に考えながらやるということが大事ではないかと思います。 相手をつり出すパスを出してもそのあとつながらないですし、かといってサイドにボールを入れて仕掛けても取られてカウンターを受けて自分たちで疲れてしまいます。常に走らされてのハードワークではなくて、自分たちで組み立ててやればそこまで走らなくてもいいと思います。 (すぐにまたリーグ戦の試合がありますが) 今日は今日として、リーグ戦は大事だし最初からやりたいです。大丈夫、最初からいけると思います。次の試合はやるしかありません。負ければ順位が入れ替わってしまいますし、そこは絶対に負けられません。そこでやらないとどこでやるのかという感じです。 |
石櫃洋祐選手 |
最後のゴールへの意識の部分で相手を上回れませんでした。ただ、こちらの形も何度かあったので、2点目というところがポイントになったのかと思います。相手はクロスに対して必ず3、4人がゴール前に入ってきていたのに対して、うちは枚数が少なかったので、攻撃の厚みをもっともっと出していかないと厳しいかなと思います。自分のクロスの精度もFWに合わなかったので・・・。まだまだです。 (前半から裏に蹴るボールが多かった理由は?) 立ち上がりから相手の背後を狙っていこうという話はしていました。ただ、試合が落ち着いた時間にもっと回して相手の嫌なところを突いていければ攻撃のバリエーションも増やせたのかと思います。 (アウェイゴールというのは意識していましたか?) いえ、今日はもうこの試合を獲るということしか考えていませんでした。前半を終えて1-1になりましたが、ハーフタイムでも後半45分のことだけを考えて、点を取りにいこうという意識でした。 |