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【プロ野球】

ヤクルト青木にオレ流エキス 球宴でバットの選び方伝授

2011年7月26日 紙面から

 ヤクルトの青木宣親外野手(29)が25日、“オレ流エキス”をエネルギーとし、後半戦も打ちまくる決意を示した。球宴で中日・落合監督にバットの選び方などを教えてもらったといい、それもしっかりと参考にしながら、臨むつもりだ。

 後半戦スタートを翌日に控えたこの日、青木は休日返上で約1時間打ち込んだ。報道陣に「球宴の収穫」を問われると、少し迷ってから打ち明けた。「バットの選び方を落合さんに教えてもらいました。木の目とか太さの、好みや考えをね」。大学時代に読んだ落合監督の著作の中に「バットの選び方」が書かれてあった。詳しく聞いてみたいと長年思っていた青木は、この球宴で思い切って話しかけてみた。

 現役時代にアオダモのバットを使っていたという落合監督は「太い方が遠くに飛ばすにはいい。ホームランバッターはしなったほうがいい」と好みを説明。「バットは時季的には春のキャンプにくるものが一番いい」とも語ったという。良質のバットは公式戦までとっておく方法だ。青木は「木の目の太さで南向き、北向きのどちらで育ったかも分かる。木の知識は役立つ。今年は統一球で感触も変わってきている。昨年からメープルを使っているが、どう知識を生かせるか、試してみたい」と目を輝かせた。

 折ったバット数にも感心した。青木は年間4、5本だが、落合監督は年間1、2本だったという。「僕は当てにいく打者ですけど、落合さんはホームランバッター。いかにバットをうまく使えているか。出し方の問題」と目を見張った。「三冠王を3回もとっているんですから。なかなかとれませんから」。青木は、打撃の職人・落合監督の話を十二分に活用し、役立てるつもりだ。 (後藤慎一)

 

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