ワシントン(CNN) 米政府の債務上限引き上げ問題をめぐり、下院共和党はベイナー下院議長(共和党)が主導する法案について28日に予定していた採決の見送りを決めた。ベイナー議長は債務上限の引き上げと引き換えに、大幅な歳出削減を提案していた。採決が29日に行われる可能性はまだ残っている。
28日の採決見送りは、共和党内の深い亀裂を浮き彫りにした。同党はデフォルト(債務不履行)とそれに伴う経済の壊滅的な混乱を避けるために法案通過を目指したが、この亀裂が原因で、思惑通りに行かない可能性も出てきた。
ベイナー議長は身内からの必要な支持が確保できず、民主党の反対が予想される中で、法案の通過が保証できなくなった。
採決は予定より4時間以上ずれ込んだ末、共和党のマッカーシー議員が記者団に対し、28日は採決を行わないと表明した。