ふらわのだらだらだいあり2
| お休みなのに午前中にどうしても外せない打ち合わせを入れられていまい、出席することになりました。
因果な商売と言ってしまえばそれまでで、逆に出席だけして帳尻を合わせればそれでいいという気楽な商売でもあります。
少し余裕を持って到着したので地下街でコーヒーを飲んで気を落ち着けます、こんな場所にお店があったなんて知りませんでした。
打ち合わせは一時間ほどで済み、来た経路をそのままなぞるようにして戻ってお昼にしました。
向かった先は蒙古タンメン中本池袋@池袋(豊島区西池袋)、ちょうどお昼時と言うこともあって階段途中まで並んでいました。 |
一人、また一人とお客さんが帰っていく中を一段、また一段と登っていき十分ほどで店内へ、店内は暖房が良く効いているのですが、正直、中本で暖房は要らないと思うのですが。
池袋店は今月の二十八日で開店八周を迎えるので、昨日二十四日から三十日までの一週間、通常の麻婆豆腐に代えて池袋オリジナルのトマト麻婆を選べることができます。
蒙古タンメンや蒙古卵麺などの麻婆豆腐を使っているメニュだけが対象になります。
ちなみに二十八日(土)と二十九日(日)は十時からと十七時からの二回、計四回で「北極の海」という限定メニュも十五食ずつ発売され、三十日はお楽しみ抽選会があります。 | |
| 案内された席は入口反対側のカウンター席で、後ろに待ち人が立っていないのでゆっくりと食べられます。
並び始めてから二十五分で私は五目蒙古タンメン八百五十円に野菜大盛り六十円、単品麻婆豆腐百二十円、彼女は五目蒙古タンメン八百五十円、いただきます。
蒙古タンメンの野菜はまとめて炒められて売り切りまで煮込まれているので、どの店でもどうしても当たりハズレがでてしまうのですが、今日の野菜はクタクタな中にもシャキッとした面も残っていて美味しかったです。
さて、トマト麻婆ですが、トマトは探さないと見つからないほどの細切れが合わせてあってほんのりと酸味、ほんのりと辛さを抑える、という感じ。 |
| 一緒に細かく刻まれたナスとカボチャが季節感を添え、ひき肉が味わいを引き立てています。
美味しいと言えば美味しいのですが、中本の麻婆豆腐はそれだけで一つの味が完成されているので、他の野菜で足し引きするのは難しいかなぁという印象です。
途中からラーメンに単品麻婆を流し入れて食べました、近く池袋店は店員さんの人事異動があるのですが、現場レベルではだいぶ引き継ぎが済んだ感じでした。
ご馳走様でした、食べ終わって店を出ると階段下までお客さんが並んでいました。 |
地下鉄を乗り継いで乃木坂、駅からはそのまま廊下が続いていて国立新美術館にてハプスブルク展に行きました。
彼女はとても楽しみにしていましたが、典型的な理科系の私にはハプスブルクはほぼ初耳(世界史を習っていないわけはないので初耳のハズは無いのですが)。
平日の午後なのに年配の女性客でかなり混み合っています、以前のダリ展とかナスカ展には及びませんが。
展示は八割が肖像画、後は彫刻とか調度品とか、良くは分からないけど本物だけが持つ魅力はヒシヒシと感じます。
二時間ほど鑑賞して、前回と同じカフェで一休みし、その足で品川駅までお見送りしました。 | |
| 新幹線の改札で見送り、その足でとって返して新宿本社へ、午前中の打ち合わせで依頼された資料を作るために情報収集せねばなりません。
前もって電話で頼んであったのでスムーズにスタート、スムーズに情報収集、その足で虎ノ門事務所に戻ります。
時間がある時は移動時間にラーメンを食べたいところですが今日はそんな時間の余裕がありません、こんな時には腹持ちの良い中本を食べておいて良かったと思います。
虎ノ門事務所で資料の修正を始めたのですが、かなり頑張っても終電のある時間までには終わりそうもありません。 |
終電まで頑張って帰宅し、明日の朝早くでてきて午前中に頑張る、というやり方もアリですが、今日中に完成させて明日は予備に取っておきたいです。
自宅向けの終電ではなく新宿までの終電まで頑張り、残りをカプセルホテルのビジネスコーナーで続けることにしました。
さすがに日付が変わったあたりまで来るとお腹が空いているので、新宿は小滝橋通りの久留米らーめん六つ門@西新宿七丁目が閉店して、今週、改装されて居抜きでオープンした九州らーめん旨笑(うましょう)@西新宿七丁目に立ち寄りました。 | |
| ムジャキフーズ関連に見えますが店長さんに確かめたワケではありません、カウンター十二席に四人掛けテーブルが二卓は以前のままです。
券売機や卓上の調味料容器まで同じですと、屋号も含めてリニューアルオープンという感じもします。
食べたのはらーめん六百円、以前に比べて全体的に百円前後の値下げ、塩とか醤油とかつけ麺とかあったメニュを塩あじだけに絞ってきました。
たっぷりと茹でモヤシが乗せられていて麺が見えないほど、メンマも多め、でっかいチャーシュー、薬味ネギの板海苔。 |
スープは以前のと比べるとかなり味が薄くなっていて、この味を「濃厚で臭みのない豚骨スープ」と表現されてもなぁ。
「小麦の旨味を引き出した細麺」とありますが、小麦の旨さを感じられるほど鮮度が感じられない細麺、固めでお願いしたのに結構柔らかめで、食べている間に伸びてしまうほどの麺量です。
関東ラーメンというジャンルがないのと同じように、九州ラーメンというジャンルは無いので(細麺に豚骨スープの組み合わせが九州ラーメンと思われがちですが、その組み合わせは博多ラーメンや久留米ラーメンであり、九州には熊本もあれば宮崎も長崎も鹿児島もあります)、ちょっと待ってと言いたくなります。 | |
| その後、カプセルホテル。
ビジネスコーナーは満席で、仕方なくラウンジで茹で牡蠣ポン酢をつまみながら資料を仕上げました。 |
|
|