今日は九時半きっちりから仕事なので急がなければいけないのですが、やや寝坊して駅に最初に入ってきたのは準急電車。
　携帯でサッと調べると新百合ヶ丘までは先に到着するとのこと、順調に乗り換えていけばじゅうぶん間に合うので、もうひとひねりして新百合ヶ丘で降りて立ち食い蕎麦を食べていくかと。
　新百合ヶ丘駅に二軒目の箱根そばができたことを知って、行く機会を狙っていました。
　三両目で降りるて目の前の階段を登り、新しくできた北口改札近くの名代箱根そばマルシェ百合ヶ丘店、改札外の箱根そば一の旨い店は「生そば」です。

　立ち食い席とカウンター席が半々くらいですかね、ガラス窓からは線路が新宿方向に真っ直ぐに見えます。
　かき揚げそば三百七十円、食券を出す時に「ネギ多め」と伝えると快く対応してくれました、今まで対応してくれなかったのは一軒だけです。
　しっかりと角の立ったお蕎麦にビックリ、つゆからはほのかにカツオの香りがします。
　汁に半分刺さったかき揚げはちょっと緩めでもう少し頑張って欲しいところ、ワカメたっぷりはどうなんでしょうか。

　今日は午後二まで高井戸作業場所にいて、その後友達と酉の市、と。

　滞りなく午前中を過ごしてお昼、高井戸事務所から歩いていけるラーメン屋で最後の店のらーめん華月＠浜田山（杉並区浜田山）へ。
　通常営業は夕方から夜中までなのですが、火木土のみ昼営業で金曜日に訪問して一回振られています。
　夜中まで営業しているので飲み中心のお店だろうと思い、どんな店内かと思ったらＵ字吉野屋カウンター十二席程度のみ、厨房に面したカウンターも無ければボックス席もないので一人では来づらいなぁ。
　ラーメンの種類より焼酎の種類が多く、昼間はセットメニュがメインですが単品オーダーも大丈夫とのこと。
　しばらくして塩らーめん六百円、客席とは離れた厨房で調理をしています。

　さっぱりしたトンコツスープは美味しく飲めます、しょっぱくもなく甘くもなく、飲んだ後に〆るラーメンとは思えませんが、昼営業と夜営業ではスープを変えるのかも知れません。
　プリッとした極細めんはとても美味しく、説明書きによると自家製麺とのこと、テレビが見える席に座ったので製麺機は目にしませんでした。
　大きめのチャーシューは分厚く切り分けられ、スモークされているようでとても美味しいです。
　メンマが数本、一掴みのカイワレ大根に味付け玉子が半分、と板海苔が添えられています。
　一度、夜営業時に食べに来たかったけど時間が取れそうもありません、ご馳走様でした。

　作業場所に戻って午後の作業をそつなくこなし、今日の分が終わったので作業場所を出ました。
　待ち合わせの時間には充分余裕があるので吉祥寺経由で向かうか、と。
　蒙古タンメン中本吉祥寺＠吉祥寺（東京都武蔵野市）に着いたのは十五時を十五分ほど回ったところで、こんな時間でも半分ほどお客さんが入っているのはさすがですね。
　今月の限定を食べようと券売機を改めて見ると八百円、二百円分のトッピングやサイドメニュがすぐに思いつかないので、ネギとか選んだりして。

　一番奥の席に案内されて待つこと八分、先ずはネギ六十円と半冷し味噌スープ百七十円が運ばれてきて、手を付けずにじっと待っていると肉味噌つけ麺八百円にサービスチケットで小ライスが運ばれてきました。
　記念撮影を済ませて先ずは麺を肉味噌ツケダレに漬けて食べます、辛さは足りませんけどひき肉たっぷりでとても美味しいです、今月一杯で終わってしまうのは残念です。
　このままでは美味しい美味しいで終わってしまうので、麺皿を横にどかしてヒヤミにネギを浸してから小ライスに乗せて赤葱丼を作ってみました。
　発色が奇麗ですねぇ、レンゲですくって食べてみると唐辛子の辛さとネギの辛さが相まってとても美味しいです。

　一口、二口食べたところで「今日は早番だったのでもう上がります」と店員の水野さんが声を掛けてきました、嬉しいですねぇ、三時過ぎに来店したので「誰か上がるだろう」と半分くらい期待していましたけどね。
　箸を完全に止めてお喋り、十分は話していなかったけど五分以上は話していただろうな、なんかとても嬉しいです。
　それではまたと挨拶してお喋りを打ち切り、麺はずっと肉味噌ツケダレだけで食べ、小ライスを頑張って食べ分けてヒヤミとネギを食べきりました。
　美味しかったなぁ、ご馳走様でした。

　品川まで彼女を迎えに行って、そのまま新宿に戻ってきて新宿サザンライツへご招待しました。
　点灯期間が年内だった頃は招待できていませんけど、年明け二月頃まで点灯するようになってから毎年一緒にそぞろ歩いている気がします。
　お腹が空いていると言うのでクリスピークリームでドーナッツを一個ずつ食べたりして。

　一通り見終わったら、今回のメインイベントである花園神社での酉の市、私はほぼ毎年きているのですが、一度も来たことがないとのこと。
　最盛期には手が届きませんが、それなりに混雑していて雰囲気だけは充分、はぐれないようにしないと。
　一通り見物が終わって裏通りっぽい場所に面した飲み屋に腰を落ち着けました。

　奥のお客さんが出るには前にお客さんが一度立たなければならないほど狭い席ですが、たまたま席が空いていました。
　その後も表通りで溢れたお客さんが次が次へとやってきます、お好み焼きを持ち込むお客さんもいたので、知っていれば葱焼きを買って持ち込みたかったです。
　ビールとおでん盛り合わせに焼き鳥五本、お祭りの出店なので質はイマイチで割高なのは否めませんが、日本人は許してしまうんですよね。
　その後、もう一回りしてお土産に小さな熊手を買いました、商売繁盛、するといいですね、

　おでんをつまみながら上映時間を検索したらバルト９でほぼピッタリだったので、駆け付けて２０１２を観ました。
　なぜ地球が滅んでしまうのかについてはちょっと急ぎ足ですが、崩壊が始まってからの描写は凄いの一言。
　どうしてこんなアイディアが浮かぶのか驚きの連続で、最後の最後の盛り上がりも素晴らしいし、ラストも「そう来たか」と楽しみました。

　終わったのが二十二時を過ぎてしまったので、行きたかったお店は諦めて予約したホテルのある池袋へ。
　ホテルがある場所には沢山飲み屋があるのでどこかで軽く飲み食いしてからと思っていたのですが、ちょうど池袋酒場　情熱ホルモン（ホームページ）が目に入ったので、迷わず入りました。
　早い時間から肉を味わうにはちょっと厳しいですが、遅い時間につまみ代わりに食べるのはちょうどいいかな、と。
　タンもと、シマチョウ、レバー、ハラミ、など何種類か食べましたけど、美味しかったのはサンチェと胡麻の葉セットと野菜盛り合わせ。
　トマトを焼いて食べるととても美味しかったです。