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自殺?伊良部秀輝氏 自宅で死亡「最近は思い悩んでいるようだった」

自殺?伊良部秀輝氏 自宅で死亡「最近は思い悩んでいるようだった」
阪神時代の伊良部氏(2003年9月撮影)

 ロッテ、阪神や大リーグのヤンキースなどで活躍した伊良部秀輝(いらぶ・ひでき)元投手が27日(日本時間28日)、自宅がある米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外で死亡した。42歳。死因は不明で、一部には自殺との情報もある。

 近年は事業の失敗など激動の人生を送っていた日本屈指の剛速球右腕が短い生涯に幕を下ろした。

 関係者によると、伊良部氏は米国時間27日に、ロサンゼルス郊外の自宅で死亡しているのを知人が見つけた。ロサンゼルス市警の検視官が死因などを調べているという。自殺との情報もあり、同関係者は「最近は思い悩んでいるようだった」と話した。

 04年阪神退団後は、ロスでうどん店を経営していた時期もあったが、野球への未練を断ち切ることができず、09年6月に米独立リーグで電撃現役復帰。同年8月には、四国・九州アイランドリーグの高知に入団したが、右手腱鞘炎のため、わずか2試合で退団した。昨年1月には自身のブログで「アスリートとして“老い”というものが現実に迫ったと受け止めるしかない。第二の人生を考えていきたいと思っています。今後、野球界に何らかの貢献をする機会に恵まれたなら、全精力をつぎ込んで取り組んでいきたい」とコメントしていた。

 伊良部氏は87年ドラフト1位でロッテ入団。1年目から1軍のマウンドを経験し、西武・清原和博との対戦は「平成の名勝負」と言われ、93年5月3日の対戦時に当時の日本最速となる球速158キロをマークした。

 96年オフのメジャー移籍の際にはFA権を持たずに、ヤンキース入りを直訴。パドレスとの三角トレードでヤ軍入りしたが、ルール無視の行動に日米球界を巻き込んだ騒動となった。ポスティング・システム(入札制度)が生まれたのもこの一件が契機となった。ヤンキースでは2年連続2桁勝利を挙げるなど活躍。トラブルも絶えなかったが、練習法や投球フォームへのこだわりは強く、理論派としても知られていた。
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