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初めまして。
この度の人事異動で山形南高校に転勤することになりました、天童高校吹奏楽部顧問 平尾孝一と申します。細谷先生との電話で、私が南高吹奏楽部の伝統を引き継がせていただけることになるとお聞きし、うれしい反面、その責任の重さを感じております。
私と南高吹奏楽部とのつながりはかれこれ３０年近くにもなり、この場では語りつくせませんが、そのお陰でたくさんの南高OBの方と様々な形でお付き合いさせていただいております。
今年は創部５０周年記念演奏会ということで、こんな記念すべき年に南高顧問でいられる自分をとても誇らしく思うと同時に、昨年は残念ながら果たせなかったコンクールでの大活躍も、数年先とは言わず、最終学年の３年生のためになんとしても今年実現させたいと思います。
私はまだ指揮を振り出して４年で、何の力もありませんが、今年度、天童高校との部活の中で、他にはない様々な練習方法や音楽の表現方法を学びました。これらを活用し今の南高の練習と融合させながら、新しい南高の音をつくっていきたいと思います。
昨日のトップコンサートの際には、現役フルートの生徒がわざわざ挨拶に来てくれました。彼らの夢は同時に私の夢でもあります。夢は強く願うことから始まり、強く願えば叶うもの。天童高校で生徒たちに教わりました。次は南高の生徒たちと夢を実現させたいと思います。
OBの皆さん、これからも温かいご支援をよろしくお願いいたします。
ちなみに私は、南高がローマの松で全国出場を果たした年の山東の部長だった人間です。
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