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短文投稿サイト「ツイッター」でフジテレビと韓流ブームを非難し波紋を広げていた俳優・高岡蒼甫(29)が、所属事務所のスターダストプロモーションを退社することが28日、わかった。高岡はこの日「一つの呟きからの大きな波紋により、事務所の関係各位にはご迷惑をお掛けしました。当然の結果だと思っております」と投稿。事務所によると双方話し合いの結果、契約解消で合意したという。
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たった100文字のつぶやきが、高岡の俳優人生を大きく動かすことになった。
28日午後、高岡はツイッターに「スターダストプロモーションから自分は離れる事になりました。一つの呟きからの大きな波紋により、事務所の関係各位にはご迷惑をお掛けしました。当然の結果だと思っております」と投稿。その上で「感謝の気持ちでいっぱいです。ご報告まで。応援していただいた皆様、ご尽力頂いた皆様ありがとうございました」と記し、約5年間在籍した同事務所を退社することを発表した。高岡はまた、その後の投稿で「自分から切り出してはいません」とつづった。
事務所によると、双方の十分な話し合いの上で、最良の選択として契約解消に至ったという。
騒動の発端となったのは高岡が23日に投稿した内容。「正直、8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば。うちら日本人は日本の伝統番組求めてますけど」と韓国ドラマを放送するフジテレビに苦言を呈し、注目を集めた。
騒動を受けた報道についても「マスコミのいう事は信じない。これ鉄則ですよね」とコメント。「日本人が日本人らしくいられなくなるのは時間の問題。今こそ立ち上がりましょう。1人の勇気は必ず大きな力になり必ず売国を食い止める事ができます」など積極的に持論を展開し、波紋を広げていた。
現在高岡は米・ニューヨークで出演していた舞台「金閣寺」の公演を終え、そのまま滞在中。今後のスケジュールに関しては未定という。また、この件に関して高岡の妻で女優の宮崎あおい(25)の所属事務所は「コメントのしようがありません」と話した。
(デイリースポーツ提供)
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