三菱自動車工業は22日、『パジェロミニ』、『タウンボックス』、『ミニキャブ』3車種のオートマチックトランスミッションに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、このオートマチックトランスミッションが補用品として出荷され、2010年8月2日〜11年6月30日までの間に載せ換えられた108台。
トランスミッションケース内部の潤滑油路が不適切なため、高速走行時(65km/h超え)にプロペラシャフトとの潤滑が不足し、トランスミッション後端部が破損して走行不能となるおそれがある。また、一部の車種ではプロペラシャフトが外れ、燃料タンクを損傷させて燃料漏れとなるおそれもある。
全車両、オートマチックトランスミッションケースの製造日を確認してエクステンションハウジングとプロペラシャフトを点検し、異常がある場合は、さらにオートマチックトランスミッションのアウトプットシャフトを点検し、異常が認められる場合は新品のプロペラシャフトおよび潤滑油路を変更した対策品オートマチックトランスミッションに交換する。アウトプットシャフトに異常がない場合は、潤滑油路変更用スペーサーを追加し、新品のプロペラシャフトおよび新品のエクステンションハウジングに交換する。
なお、改善作業が完了するまでの暫定措置として、ユーザーに対し高速走行(65km/h超え)での使用停止を要請する。
不具合発生はなく、社内情報で発見した。事故は起きていない。
《レスポンス 編集部》
対象となるのは、このオートマチックトランスミッションが補用品として出荷され、2010年8月2日〜11年6月30日までの間に載せ換えられた108台。
トランスミッションケース内部の潤滑油路が不適切なため、高速走行時(65km/h超え)にプロペラシャフトとの潤滑が不足し、トランスミッション後端部が破損して走行不能となるおそれがある。また、一部の車種ではプロペラシャフトが外れ、燃料タンクを損傷させて燃料漏れとなるおそれもある。
全車両、オートマチックトランスミッションケースの製造日を確認してエクステンションハウジングとプロペラシャフトを点検し、異常がある場合は、さらにオートマチックトランスミッションのアウトプットシャフトを点検し、異常が認められる場合は新品のプロペラシャフトおよび潤滑油路を変更した対策品オートマチックトランスミッションに交換する。アウトプットシャフトに異常がない場合は、潤滑油路変更用スペーサーを追加し、新品のプロペラシャフトおよび新品のエクステンションハウジングに交換する。
なお、改善作業が完了するまでの暫定措置として、ユーザーに対し高速走行(65km/h超え)での使用停止を要請する。
不具合発生はなく、社内情報で発見した。事故は起きていない。
《レスポンス 編集部》