【ロサンゼルス共同】プロ野球のロッテ、阪神や米大リーグのヤンキースで投手として活躍、日米通算106勝を挙げた伊良部秀輝さんが、米ロサンゼルス近郊の自宅で死去していたことが28日、分かった。42歳。ロサンゼルス郡保安官事務所当局者が明らかにした。同事務所は自殺とみている。
連絡が取れないことを心配した友人らの通報を受け、同事務所が27日に自宅を調べ、遺体を発見した。
香川・尽誠学園高から1988年にドラフト1位でロッテ入り。97年にはヤンキースに移籍して活躍した。2003年に阪神で日本球界に復帰し、18年ぶりのリーグ優勝に貢献したが、04年に戦力外となった。