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平成の「悪党」はこう作られた

iPhone 5以降のAppleのモバイル製品をずばり予測

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滝日伴則 プロフィール


先週の金曜日、オランダのブログで未確認の噂が飛び出した。この噂によると、今度のiPod Touchには3Gのチップが搭載され、セル方式のデータネットワークを利用することが出来るようだ。噂の源ははっきりしないが、アップルの未来のロードマップ、そして、プリペイド版の「iPhone ライト」の噂を考慮すると、理にかなっている気もする。

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このブログは、今度のiPod Touchにシムカードのスロットが搭載されており、「ISP」または通信業者からカードを買えば利用することが出来ると述べている。3GをiPod Touchに加える動きは、それほど驚くようなニュースではない。iPadが非加入のデータプランを用意したとき、誰でも予測することが出来たはずである。iMessagesのようなiOS 5の複数の機能を踏まえると、今まで以上に必要とされているのではないだろうか。
事実、6月のWWDCの翌日に、私は3GデバイスとしてiPod Touchをプッシュしていた。iMessagesの影響を考えることで私の思考回路はフル回転していたようだ:

iPod Touchが次に取るであろうステップは、非加入のiPadモデルでサービスが提供される3G(または4G、もしくはLTE)のデバイスの開発である。アップルは、非加入タイプで、デバイス間のメッセージ送信機能を搭載し、フェイスタイムを介して声および動画による電話を実現し、ユーザーにいつでも撤回し、別の通信会社に切り替える権利を与える、データ対応型のデバイスを用意しているのだろう。

それでは次のように考えてみよう: このようなデバイスがiPhoneだったらどうなるだろうか?

「ライト」と言う用語をiPhoneの後に加えると、この安価なiPhoneの噂の源がどこなのか見えてくるのではないだろうか。アップルのタッチスクリーンデバイスに関する噂をまとめると、iPad、iPad HD、iPhone 5、iPhone ライト、そして、iPod Touch 3Gに行き着くのだ。最終的に、最後の2つのデバイスは同じデバイスになると思う。iPhone ライトは実際にはiPod Touchの5世代に過ぎないのかもしれない。
iPod 3Gの噂の出所、そして、この噂が正しいかどうかは分からないが、次の世代の3G対応のiPod Touchが、プリペイドマーケット用の安価なiPhoneと混合されている点は明白である。現在のiPod Touchは、材料の経費が170ドルと見積もられており、3Gのチップを除き、iPhone 4と比べ、欠けている機能は、2つ目のマイク、質の高いカメラ、受話器のスピーカー、LEDのフラッシュ、コンパス、GPS、近接センサー、ミュートスイッチ、IPSスクリーン等である。アップルがマーケットに積極的に参入し、このような部品を安価に手に入れることが出来るなら(推測によると、既にこの取り組みを実現しているようだが)、通常の50%の利幅を乗せても、300ドル前後で販売することが可能なはずである。
「iPhone ライト」、そして、iPod Touch 3Gの噂との類似点に関する私の見解は、他の人達の見解とも一致している。9to5Macで、セス・ウェイントラウブ氏は、iPod Touch 3Gと“電話の部品”に関して説明している:
同じハードウェアを使い、GPS/3Gのベースバンドチップ、電話の配線、そして、頑丈な3メガピクセルのカメラを加えれば、その行き着く先は99%の確率でiPhone ライトである。iPhone Air?名前はどうでもいい。
インスタペイパーのクリエイターであり、ライターでもあるマルコ・アーメント氏もまた、低性能のiPod Touchの類似品は低価格のiPhoneになるのではないかと言うアイデアに賛同している:
噂されている薄く、軽いiPhoneは、見た目と部品の質がiPod Touchに近い、安価版のiPhoneのモデルであり、性能と容量が劣り、補助金なしの価格は300ドル前後だろう。
しかし、この3G付きのiPod Touchが、電話機と位置づけられていない可能性がある点も忘れてもらいたくない。契約なしの料金を支払った分だけ使う3Gのプランに関してiPad 2が切り開いた道をたどることもありうる。アップルは、時間を割いて、3Gデータプラン付きのiPod Touchをマーケットに出し、世界中の通信業者に非契約型のデータプランを持つ、ポータブルのプリペイド版の“ミニiPad”に対応してもらう必要がある。iPod Touch 3Gが年末に発売される可能性はあるが、プリペイド用の製品として安価なiPhoneが開発されることはないだろう。その代わり、アップルは今年中に少なくとも1種類のiPodの3Gモデルを開発し、主要な通信業者の間での4G LTEの浸透度によっては、LTEチップを持つ製品も発売するのではないだろうか。
そして、データのみのエコシステムを支えられるほど4G LTEが幅広く受け入れられる頃には、アップルはこの「iPhone ライト」と言っても過言ではない世代を1つか2つ開発し、4Gのデータオンリー版のiPhoneライトを発売する準備を本格化させるだろう。
最後に年末に発売されると言われているiPad HDの噂を検証していこう。
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