後ろにいるのは死んだはずの…タイで幽霊がビデオに写り込む

　家でカラオケしながら、飲んで歌って騒いでと、楽しそうにしている若い男女。友人同士なのだろう、画面からは楽しげな様子が伝わってくる。が、そんな中彼らの後ろに血みどろの顔が映り込む…。　

　こちらの動画は、タイで撮影されたプライベートのビデオ映像。男女含む数人でカラオケパーティーをしていたところ、動画の中に「そこにいないはずの人物」がはっきりと映り込んでしまったのだという。なぜなら、この人物は彼らの友人で、彼らがパーティーをしていたまさにその時刻、交通事故に遭って亡くなっていたのだ。勿論、この時彼が亡くなっていたことを知る者はグループ内にいなかった。後日再生してみて、ようやく映り込んだ『友人の顔』に気がついたのだという。

　タイトルは直訳すると『ゴースト(どう見ても本物)』となる。公開されたのは2008年、YouTube上で確認できるこの映像は現在までに130万回以上も再生されている。
　問題の顔が一番よく確認できるのが、1:45近辺だ。男性の後ろに見える顔のようなものは、血でも流しているかのように赤く、また顔の作りもやや歪んでいるようにみえる。よほど彼らと一緒にいたかったのか、動画の最後の方では口が動き、歌っている？　様子が確認できる。他にも0:44辺りにも僅かに映り込んでいる。
　母国タイではかなり有名な映像で、この動画の真偽を検証するテレビ番組も放映されたという。
　亡くなった人が、幽霊となってでも最後のお別れをしに訪れる、という話は日本でもよく聞かれる。彼もやはり、友人等に何か伝えたいことがあって出てきたのだろうか…？

(山口敏太郎事務所)

写真：ユーチューブから
http://www.youtube.com/watch?v=oCHJ6kT5lRE&feature=player_embedded#at=62

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