事件指名手配犯4人、空港から国外逃亡 入管が見落とす2011.7.28 18:15

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指名手配犯4人、空港から国外逃亡 入管が見落とす

2011.7.28 18:15

 警察当局が指名手配し、国外逃亡を防ぐため、法務省入国管理局に連絡していた容疑者4人が海外に出国していたことが28日、分かった。入管当局のミスが原因とみられ、法務省入管局は「(容疑者を)見落として出国させたことは遺憾。基本に忠実な業務遂行の徹底を期したい」としている。

 法務省によると、4人はいずれも中国籍などの外国人。今年1月~4月に成田空港から2人、関西、中部国際空港から各1人が出国したことが確認された。手配犯の場合、出国審査の際にコンピューターに表示が出るが、入国審査官が見落としたとみられる。昨年も同様の見落としが数件あったという。

 関係者によると、4人の中に殺人など重要犯罪の容疑者は含まれていないという。警察の捜査で容疑者が海外にいることが判明。入管局に連絡してミスが発覚した。

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