東北地方と関東地方各地で計測された屋外の放射線量は、通常より値がやや高い地点もありますが、ほとんどの地点ではほぼ横ばいの状態が続いています。
文部科学省や各自治体によりますと、28日午前8時から9時までに計測された放射線の量は次のとおりです。福島県では、いずれも午前9時の時点で福島市で1.26マイクロシーベルト、郡山市で0.96マイクロシーベルト、白河市で0.47マイクロシーベルト、南相馬市で0.43マイクロシーベルト、いわき市で0.19マイクロシーベルトといずれも震災前に計測されていた通常の値よりやや高い放射線量を計測しました。仙台市では0.061マイクロシーベルトと通常よりやや高い放射線量を計測しました。茨城県では、北茨城市で0.169マイクロシーベルト。水戸市で0.088マイクロシーベルト。神奈川県川崎市で0.068マイクロシーベルト、宇都宮市で0.068マイクロシーベルトといずれも通常よりやや高い放射線量が計測されましたが、ほとんどの地点ではほぼ横ばいの状態が続いています。このほか、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、前橋市、さいたま市、千葉県市原市、東京・新宿区では、通常より高い放射線の量は計測されていません。