by Leena Rao on 2011年7月29日

ahalifeAHAlifeは、ライフスタイルの向上を目指すちょっと贅沢な商品を紹介するEコマースサイトだ。このAHAlifeが600万ドルの資金を調達した。今回のラウンドをリードしたのはDCMで、FirstMark Capitalも出資を行なっている。これによりAHAlifeの調達総額は900万ドルとなった。

以前にも記事で紹介したように、AHAlifeは1日1点をメールアドレス登録者に対して雑誌記事的に紹介する。記事の中でAHAlifeはプロダクト誕生の背景、製作者、由来などについて紹介する。もちろんサイトで当該プロダクトを購入することもできる。扱うプロダクトはファッション、食料品、ビューティー関連用品、旅行、アクセサリー、ホームインテリア、テック系プロダクトなど広範囲に及ぶ。

by Leena Rao on 2011年7月29日

TribeHR Picture小規模企業向けのヒューマンリソース管理を行うソフトウェアをリリースしているTribeHRが、Matrix Partnersから100万ドルの資本を調達した。

TribeHRのターゲットは中小企業だ。システムはSaaS環境で提供され、従業員教育、新規採用、休暇や病欠、新規採用、目標管理など広い範囲の用途に簡単に利用することができるようになっている。

by Ryuichi Nishida on 2011年7月28日

さきほどAndroidアプリを開発するスタートアップのミログの代表取締役の城口洋平さんが教えてくれたのだけど、最近になってミログにジョインしたAndroid界隈で有名な開発者の山下盛史さんが開発するカメラアプリ「FxCamera」のダウンロード数が1,000万をAndroid Marketで超えたんだそうだ。

このカメラ、エフェクトがいろいろと付けられるのが特徴で、これにソーシャルなアップロード機能が付いていればあわやInstagram(いやAndroidだったらpicplzか?)になったかもなアプリなのだけれど、1,000万もダウンロードされたアプリはきっと数少ないんだろうね。ところでこのFxCamera、無料で提供されていて広告で売上を上げているのだけれど、その額は月にして30万円から60万円なんだそうだ。え、たったのそれだけ?

by MG Siegler on 2011年7月28日

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Googleは相当前からスピードにこだわっている。彼らのやることすべてにおいて、スピードが重視される。だから、Google+のロンチでは、デザインにある程度注意が払われていたので、みんなが驚いた。しかし、Googleが今夜(米国時間7/27)立ち上げたサービスは、またまた、スピードへのこだわりの産物だ。

その名もPage Speed Service、これは文字どおり、Webをスピードアップするサービスだ。同社の、これまででもっとも意欲的なサービスかもしれない。登録して自分のサイトのDNSエントリをGoogleに教えてやると、Googleのツールがユーザのサーバからコンテンツを取ってきて、そのWebページを書き換え、世界中にあるGoogleのサーバからサーブする。いや、まさにそういうことをするサービスなのだ。

by Matt Burns on 2011年7月28日

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有り金残らずかき集めて、ISS(国際宇宙ステーション)に見物席を確保するのも、今のうちだけだ。ロシアとNASAとそのほかのISSパートナーたちは今日(米国時間7/27)、2020年に退役するISSを大気中で破壊する、と決定した。その理由は? 宇宙はもうこれ以上、ゴミを必要としないからだ。

ISSの最初の部位は1998年に打ち上げられ、その後徐々に、15ユニットから成る大きな宇宙ステーションに成長した。最初の計画では2015年にISSを下ろす予定だったが、European Space Agencyが2020年に延命した。しかしいずれにしても、永遠に宇宙に留まることはできない。

by MG Siegler on 2011年7月28日

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最近の2年間で、プッシュノーティフィケーションがモバイルシーンで急に重視されてきた。アプリケーションにも、また、ユーザがスマートフォン上でできることにも、何か知りたいことが起きたときにはユーザに注意を促して欲しい、という場面がよくある。でもそういう通知機能(ノーティフィケーション)はいまだに、デベロッパにとって分かりやすくもなければ、実装しやすいものでもない。だからこそ、Urban Airshipが存在しているのだ。そして、同じことが位置についても言える。そこでSimpleGeoが存在する。では、この二社が提携したら、おもしろいことになりそうだ。

彼らが今日(米国時間7/27)、OSCON(Open Source developer CONference)で発表したところによると、Urban AirshipとSimpleGeoは長期的な戦略的パートナーシップを契約した。両社とも、相当幅広いサービスを提供しているから、この提携は究極的にいろんな意味を持つだろう。でも中核となる考え方は、デベロッパが位置対応のプッシュノーティフィケーションをアプリケーション中に簡単に実装できるための方法を提供する、ということだ。

by ゲスト ライター on 2011年7月28日

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この記事を書いたBrian Cheskyは、AirbnbのCEOだ。彼はこのゲスト記事で、今朝(米国時間7/27)本誌が報じた、Airbnbのユーザの安全性をめぐる事件*について説明している。〔*: とても長い記事なので、jpでは現時点で未訳です。すいません!〕

6月22日に、サンフランシスコに住む、Airbnbのホスト(提供者)ユーザの家が、ゲスト(利用者)ユーザの暴行を受け破壊されたことを知った。このニュースを知ったとき、私たちはうちひしがれ、言葉もなかった。たった一人のユーザの悪意ある行動が、ホストを苦しめ、人間の性善説を証明すると思われる、私たちのこれまでの、200万の無事な夜を台無しにした。

事件を知ったとき最初に心配したのは、ホストの安全性だ。私たちは彼女と密接に連絡を取り、事件の解明のために当局に協力した。Airbnbには、予約や支払いに関する詳しい情報があるので、捜査に協力できるユニークな立場だった。捜査中の事件なので詳しくはお話しできないが、たぶん弊社が提供した情報をもとに、容疑者が特定され、彼は今拘留されている。今度は、弊社の情報が重要な証拠になるだろう。

ホストの安全が確保されたあと、私たちは関心を弊社のシステムの強化に向けた。

by Ryuichi Nishida on 2011年7月28日

もしかしたら一部の読者にとってノボットのmediba傘下入りに疑問があるかもしれない。たとえば、評価額の高低についてやそもそも現在ぶっちぎりで成長しているのにバイアウトの道を選んでいるということなどだ。実際、評価額についての疑問は、Twitterなどでも流れていた。そこで、僕はそんな話をするためにノボット代表取締役の小林清剛氏に話を聞いてみた。

「海外展開しようと思っていた。けれど、このままでは海外展開できなかった」というのが彼の第一声だ。たしかにノボットは急成長していることは認めながらも、海外展開できるだけの体力がないことを話してくれた。実際、ここ数カ月、彼がひっきりなしに日本を離れている話は聞いていた。僕も海外のコンタクト先を彼から紹介してもらったことがある。海外を周りながら、肌身で彼が感じたのは勝負の厳しさだったようだ。日本から一歩外にでれば数億円から数十億円単位で投資を受けているスマートフォン関連の広告事業を手がける企業はたくさんある。結局は資本の勝負では勝てないと悟ったようだ。

by Ryuichi Nishida on 2011年7月28日

オンラインからオフラインへの動きはなにもビジネスだけじゃなくて、人間関係でもいいわけで、そういった意味で「出会い系」と呼ばれるビジネスはそれを実現してきている。ただ、なんのための出会いかということが重要で、LetsLunchやY Combinator出身のGrubwithusなどはビジネス向けの出会いを演出してくれるから、読者のみんなのような意識の高い人たちも注目するのだろう。

日本にもすでにFacebookアプリのソーシャルランチ!があるが、今日デジタルガレージがランチで新たな出会いを求める人たちに「昼会」というサービスをリリースする。

by Serkan Toto on 2011年7月28日

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これからは、全世界的に、モバイル上のソーシャルゲームの大普及が始まるのか? 東京のDeNAは、日本の携帯ユーザにゲームを売って年商13億ドルを稼ぎ、12月にはngmocoを4億ドルで買収したぐらいだから、当然そう確信している。そのDeNA/ngmocoが昨日(米国時間7/26)、日本語で大成功したモバイルソーシャルゲームプラットホームMobageの、英語および中国語バージョンを、Android向けにリリースした。

MobageはFacebookとZyngaを合体させたようなものだが、

- 携帯のみでPCバージョンはない
- 自社(DeNA/ngmoco)製とサードパーティ製両方のゲームがある
- ソーシャルグラフはリアルでなく仮想(友だちとはいってもほとんどは知らない人)

このプラットホームはゲームを中心とするスタンドアロンのソーシャルネットワークで、独自の仮想通貨MobaCoinを使用する。そして今回ngmocoは、DeNAが日本で達成した成功(ユーザ数3000万)を、グローバルのレベルで獲得することをねらう。

by Leena Rao on 2011年7月28日

昨日(米国時間7/27)の予想を上回る第2四半期収支発表を受け、今日午前Amazonの時価総額は1000億ドルを超えた。同社の株は現在1株当たり225ドルで取引されており、Eコマース巨人の市場価格は1018億1000万ドルとなった。

Amazonの当四半期収益は100億ドルに迫り、前年同期から51%増加した。純利益は8%減の1億9100万ドル、希薄後1株当たり0.41ドルと、2010年第2四半期の2億0700万ドル、1株当たり0.45ドルから減少した。しかし、この下落にも関わらず、Amazonはアナリストの予想を上回った。

by John Biggs on 2011年7月28日

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Technologizerが、いにしえの最強の情報創造マシン、IBM Selectricを、大量の写真入りの優れた記事で回顧している。”7年におよぶ研究開発”を経て1961年に発売されたSelectricタイプライターは、それを作ったIBMが電動型のSelectricを発売したときに、やっとその役目を終えた。

このタイプライターこそが、出版と情報共有の概念を最終的に変え、手書きで文章を書くことを無形文化財にしてしまったのだ。お値段は今日の貨幣価値に換算して約3000ドル、さまざまな書体の活字ボールを取り替えて使え、タイピングのスピードを劇的に向上させた。

by Devin Coldewey on 2011年7月28日

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見慣れた光景? という人は、DOSを使ったことのある年齢であるに違いない。DOSは、おそらくコンピューター史上、最もよく知られたコマンドラインベースのOSだ。私は使っていたことを誇りに思っているが、数年遅ければチャンスはなかっただろう。

このOSの歴史はウェブのそこかしこに詳しく記載されているので、これをひも解いていくことは、物事が以前どうなっていたかを思い出すよい機会だ。DOSが生まれたのは1980年代半ばで(1981年にMicrosoftに買われた後)、パーソナルなコンピューターの普及を反映している。このブログを読んでいる多くの開発者たちは、もっと多様なOSの歴史を背負っているに違いないが、おそらくDOSは誰もが何かしらの懐かしさをもって思い出すことができるOSだろう。私には、486で3.1をブートした直後に\gamesディレクトリーに移動して、Commander Keenを起動して16色か何かのエイリアン退治をしたのが楽しい思い出だ。

by Ryuichi Nishida on 2011年7月28日

さて、ようやくまた1つスタートアップの買収が確定したようだ。ある確かな情報筋によれば、KDDIの子会社で携帯電話向けの広告事業を手がけるmedibaが、スマートフォン向けのアドネットワーク事業を手がけるノボットを買収する。まもなく公式に同社より発表があると予想される。買収額は明らかにされていないが、十数億円程度と推測される。medibaはノボットの90パーセントの株式を既存株主より取得して子会社化する。

ノボットは2009年4月に現在29歳となる代表取締役社長の小林清剛氏によって創業された。わずか2年と数カ月でのバイアウトということになる。その間、ジャフコ、ngi group、ニッセイキャピタル、サムライインキュベートなどからおよそ1億4,000万円を調達している。ノボットが買収されるという話題はここ数カ月、業界の話題となっていた。ヤフーによる買収などもウワサがされていたが、結局はKDDIの子会社による買収となった。medibaとノボットは今年の5月にすでに両者の広告の配信を交換する提携を交わしている。

by Erick Schonfeld on 2011年7月28日

PowerreviewsE-Commerceの世界には単純な法則がある。プロダクトに消費者からのレビューが集まれば、売り上げも増えるという法則だ。PowerReviewsのセールスおよびマーケティング部門SVPであるCathy Halligan(前職はWalmart.comのCMO)は次のように言っている。「レビュー数が増えればコンバージョンが増えます。そしてSEOトラフィックも増えるのです」。PowerReviewsは現在、Staples.com、Gap.com、ToysRUs.com、およびeFaucetsなど5,500のサイトで2300万件のレビューを管理しており、1ヵ月あたり100万件のレビューが増えている。このPowerReviewsに新しくBrandShareというプロダクトが加わった。これは製品サイトに寄せられたレビューをE-Commerceサイトでも共有するためのものだ。

消費者はしばしばメーカーのサイトを訪問して、購入しようとする製品のリサーチを行う。そしてそこにレビューを残すこともある。しかしメーカーが直接に商品を販売していないことも多い。こうした情報を有効に活用するため、PowerReviewsでは既に3500万のプロダクトカタログを作成している。そして自社管理サイトに書きこまれたものであると、競合のサイトや独自のコメントシステムに書きこまれたものであるとを問わずに、レビューを集約してPowerReviewsの利用者に提供できるようにしたのだ。