Googleは相当前からスピードにこだわっている。彼らのやることすべてにおいて、スピードが重視される。だから、Google+のロンチでは、デザインにある程度注意が払われていたので、みんなが驚いた。しかし、Googleが今夜(米国時間7/27)立ち上げたサービスは、またまた、スピードへのこだわりの産物だ。
その名もPage Speed Service、これは文字どおり、Webをスピードアップするサービスだ。同社の、これまででもっとも意欲的なサービスかもしれない。登録して自分のサイトのDNSエントリをGoogleに教えてやると、Googleのツールがユーザのサーバからコンテンツを取ってきて、そのWebページを書き換え、世界中にあるGoogleのサーバからサーブする。いや、まさにそういうことをするサービスなのだ。
“あなたのサイトのユーザは前と同じようにアクセスするが、ロード時間は速くなっている”、とGoogleは言っている。パフォーマンス向上のためのベストプラクティスをサイトの全ページに適用することによって、スピードは25〜60%向上する。今後は、ユーザがその結果をOKする前に、スピードをテストして確認することもできるらしい。
“もうあなたは、CSSを短くしたり、画像を圧縮したり、キャッシングをしたり、リソースをgzipしたり、等々しなくてもよい”、とGoogleは言う。でも、自分のページをGoogleに、しかもリアルタイムで、書き換えさせるのは、ちょっと異様ではないか? いや、たぶん異様だ。でも、結果が彼らの約束どおりなら、その価値はあるかも。
Googleによれば、Page Speed Serviceは最初、特定のテスターたちに無料で提供され、将来的には有料化される。料金は、他社に負けないほど安い、そうだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))