酒、たばこ増税が浮上 B型肝炎救済の財源政府内で、B型肝炎訴訟の被害者救済の和解金の財源として酒、たばこの税率を引き上げる案が浮上していることが26日、分かった。民主党関係者が明らかにした。 救済には当初5年間で1兆円規模、年間約2千億円が必要で、民主党幹部は「消費税増税では規模が大きすぎる」と指摘した。ただ財務省や与党には異論があり、曲折も予想される。 枝野幸男官房長官や細川律夫厚生労働相、野田佳彦財務相ら関係閣僚は26日夜、官邸でB型肝炎の財源問題を協議。出席者の1人は「まだ調整が残っている」と述べた。 【共同通信】
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