原発:運転再開「地元の理解」が条件…枝野官房長官

2011年5月30日 19時51分 更新:5月31日 0時31分

衆院東日本大震災復興特別委で答弁する枝野幸男官房長官=国会内で2011年5月30日、藤井太郎撮影
衆院東日本大震災復興特別委で答弁する枝野幸男官房長官=国会内で2011年5月30日、藤井太郎撮影

 枝野幸男官房長官は30日の衆院東日本大震災復興特別委で、安全点検などで停止している国内の各原発の運転再開について、「安全性の確認と同時に、地元の理解が得られなければ、政府がどうこうする以前に、再開は社会的、政治的に不可能だ」と述べた。菅直人首相の要請で停止した中部電力浜岡原発を含め、再稼働は周辺住民や地元自治体の了解が条件になるとの考えを示したものだ。服部良一氏(社民)への答弁。

 首相は18日の会見で停止中の原発について「(政府が指示した)緊急措置が講じられ、安全性が確認されれば稼働を認めていく」と述べていた。【松尾良】

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