昨日、彼の重大な秘密をにぎって
別れを決めて、
彼の荷物もまとめた
引っ越し先も、調べていいところも
探した
お金も、一部返してもらうものが
あって、サラ金の借り方も印刷してあげた
そして、とにかく早く帰ってこいと
友達と飲んでるところを、何回も
着信いれて、いやがらせもした
別れるのだから、何をやっても
かまわない。
せっかくだから、彼の荷物も
調べあげた。中から、キャバクラの
カードもでてきたけどね
とにかく、私にはある秘密の証拠が
ある。言い逃れはできないだろう
駅に迎えにいくと、笑顔の彼
無視して、車を走らせた
わざと笑顔で、いると
様子がおかしいと言い出した
そうだね、話があるというのだから
普通じゃないよねえ と私
家に着く手前で、言った
奥さんにも電話したけど
非通知だったからでなかったけどね
というと
彼の顔色が変わった
なんで、電話したの?と聞くので
そうね、やっぱり私が間違っていた
悪かったと思ったから、あやまりたかったと
言った。
彼は完全に酔いがさめた様子だった
私が奥さんに電話?尋常じゃない
それが、よほどのことだと悟ったのだ
話しを聞くけど、とんでもないことなんだねと
彼が言う
どうして?そう思うの?
なにか心あたりがあるの?
すると、彼は分析を始めた
私は、何かあれば、こうだ、と
まず、結論を組み立てて、そこに
自分の意見なりを加えてくるけど
今回は、同意を求めるし
明らかにおかしいという
そうだね、おかしいかもね
だって、別れるんだからねえ
本当のことを言ってよ
何をしてるの?ねえ、すべて知っているんだよ
そう言っても、しらをきるので
財布の中身をぶちまけた
カード、小銭が床にちらばる
こんなこと、自分がするなんて
奥さんと同じ馬鹿女だなと思いつつ
そのしらを切るのが許せないんだ
浮気?まあ、その疑惑もあるけど
もっと、許せないものがある
笑顔であらーー?どこに行ったの
かしらーーと笑う
恐ろしいな私って
彼のプライドがあるから
これだけは言いたくなかった
でも、しらを切るから
ぶちまけた
すると動揺せずに、そうだよ
そうなんだよ、と彼は言った
あのね、私はずっと知っていたんだよ
いつ、それをするかしないか
ずっと、見てたんだよ
もう限界だよ、別れようと言った
これだけ証拠がそろっていたのに
彼は、平気で、本当のことを言うねと
話しはじめた
私の方が驚いた
彼をみくびっていた
彼は思っているよりずっと頭がいい
この私の追及を、かわせる能力が
ある男をみたことがない
彼は、自信をもっているのが
わかる
それは、嘘じゃないのだとわかる
わかるけど、私が確信したことが
こんな風にくつがえされるのを
かつて知らない
彼の言葉に嘘がないのは
うすうすわかる
それでも、それを言わなかったことで
ここまでの激怒があって
私も、ひくにひけない
別れようね と言う
言うというのは、別れたくないからだ
彼にはそれがわかってしまう
ここで、出て行ってもらわなければ
なんとしても
時間は夜中の1時すぎ
話し合いはまだ続く
めんどくさがりの彼が明日も仕事
なのに、話をする
このやきもちが、彼にどううつるか
わからない
いいと思う人はいないだろうけどね
そうだ、24時間営業のファミレスに
行こうと誘った
時間はすでに3時。
今までなら、こういう時は私が
出していた、でも、今回は
自分の分しか出さない
彼におごることもない
嫌なら、別れればいいしね
私には覚悟があるつもりで
全然なかった
彼がグレイだったらと考えていなかった
完全の黒なら、別れたけど
グレイについては、考えてなかった
自分の失敗だ
もっと、我慢して、もっと証拠を
握ればよかった
こんなこと予想もしなかった
彼がこんなことを白状するなんて
しかも、私が愛おしいからだと
言われてしまった
ん?ちがうでしょ
ああ、ちがうはず
だったら、私もやられたことと
同じことすると言う
彼はやくけど、私のような
冗談じゃないということはない
結局、私の負けなのかな?
別れる決断を自分でしないと
いけないのかな?
したんだよ、
本当にね
洗濯してまだ乾いてないワイシャツも
まとめて、荷物にほおりこんだし
彼のものはすべてまとめたんだ
でも、明け方に彼と同じベットでねた
彼は仕事だからね
寝不足で、でかけた彼
でも、私はね
この気持ち、たぶん戻れない
別れるしか方法はないんだろうね
愛し始めてたからかなりつらい
でも、奥さんのことも苦しめた
ただ、本当に苦しめたのは彼なんだ
あまりにもつらくて
後釜をみつけている
誰かに抱かれてしまおう
いくらなんでも彼は許さないだろう
それで別れる
それしか方法がない
私の不信感が消えることもない
疲れるのは彼なのだ
もうこうなった以上は仕方ない
何も知らなかった方が幸せか?
ううん、知った方がよかった
でも、疲れた
こんなに彼を好きだったのかって
今頃わかった
きびしいね、このつらさ
別れを決めて、
彼の荷物もまとめた
引っ越し先も、調べていいところも
探した
お金も、一部返してもらうものが
あって、サラ金の借り方も印刷してあげた
そして、とにかく早く帰ってこいと
友達と飲んでるところを、何回も
着信いれて、いやがらせもした
別れるのだから、何をやっても
かまわない。
せっかくだから、彼の荷物も
調べあげた。中から、キャバクラの
カードもでてきたけどね
とにかく、私にはある秘密の証拠が
ある。言い逃れはできないだろう
駅に迎えにいくと、笑顔の彼
無視して、車を走らせた
わざと笑顔で、いると
様子がおかしいと言い出した
そうだね、話があるというのだから
普通じゃないよねえ と私
家に着く手前で、言った
奥さんにも電話したけど
非通知だったからでなかったけどね
というと
彼の顔色が変わった
なんで、電話したの?と聞くので
そうね、やっぱり私が間違っていた
悪かったと思ったから、あやまりたかったと
言った。
彼は完全に酔いがさめた様子だった
私が奥さんに電話?尋常じゃない
それが、よほどのことだと悟ったのだ
話しを聞くけど、とんでもないことなんだねと
彼が言う
どうして?そう思うの?
なにか心あたりがあるの?
すると、彼は分析を始めた
私は、何かあれば、こうだ、と
まず、結論を組み立てて、そこに
自分の意見なりを加えてくるけど
今回は、同意を求めるし
明らかにおかしいという
そうだね、おかしいかもね
だって、別れるんだからねえ
本当のことを言ってよ
何をしてるの?ねえ、すべて知っているんだよ
そう言っても、しらをきるので
財布の中身をぶちまけた
カード、小銭が床にちらばる
こんなこと、自分がするなんて
奥さんと同じ馬鹿女だなと思いつつ
そのしらを切るのが許せないんだ
浮気?まあ、その疑惑もあるけど
もっと、許せないものがある
笑顔であらーー?どこに行ったの
かしらーーと笑う
恐ろしいな私って
彼のプライドがあるから
これだけは言いたくなかった
でも、しらを切るから
ぶちまけた
すると動揺せずに、そうだよ
そうなんだよ、と彼は言った
あのね、私はずっと知っていたんだよ
いつ、それをするかしないか
ずっと、見てたんだよ
もう限界だよ、別れようと言った
これだけ証拠がそろっていたのに
彼は、平気で、本当のことを言うねと
話しはじめた
私の方が驚いた
彼をみくびっていた
彼は思っているよりずっと頭がいい
この私の追及を、かわせる能力が
ある男をみたことがない
彼は、自信をもっているのが
わかる
それは、嘘じゃないのだとわかる
わかるけど、私が確信したことが
こんな風にくつがえされるのを
かつて知らない
彼の言葉に嘘がないのは
うすうすわかる
それでも、それを言わなかったことで
ここまでの激怒があって
私も、ひくにひけない
別れようね と言う
言うというのは、別れたくないからだ
彼にはそれがわかってしまう
ここで、出て行ってもらわなければ
なんとしても
時間は夜中の1時すぎ
話し合いはまだ続く
めんどくさがりの彼が明日も仕事
なのに、話をする
このやきもちが、彼にどううつるか
わからない
いいと思う人はいないだろうけどね
そうだ、24時間営業のファミレスに
行こうと誘った
時間はすでに3時。
今までなら、こういう時は私が
出していた、でも、今回は
自分の分しか出さない
彼におごることもない
嫌なら、別れればいいしね
私には覚悟があるつもりで
全然なかった
彼がグレイだったらと考えていなかった
完全の黒なら、別れたけど
グレイについては、考えてなかった
自分の失敗だ
もっと、我慢して、もっと証拠を
握ればよかった
こんなこと予想もしなかった
彼がこんなことを白状するなんて
しかも、私が愛おしいからだと
言われてしまった
ん?ちがうでしょ
ああ、ちがうはず
だったら、私もやられたことと
同じことすると言う
彼はやくけど、私のような
冗談じゃないということはない
結局、私の負けなのかな?
別れる決断を自分でしないと
いけないのかな?
したんだよ、
本当にね
洗濯してまだ乾いてないワイシャツも
まとめて、荷物にほおりこんだし
彼のものはすべてまとめたんだ
でも、明け方に彼と同じベットでねた
彼は仕事だからね
寝不足で、でかけた彼
でも、私はね
この気持ち、たぶん戻れない
別れるしか方法はないんだろうね
愛し始めてたからかなりつらい
でも、奥さんのことも苦しめた
ただ、本当に苦しめたのは彼なんだ
あまりにもつらくて
後釜をみつけている
誰かに抱かれてしまおう
いくらなんでも彼は許さないだろう
それで別れる
それしか方法がない
私の不信感が消えることもない
疲れるのは彼なのだ
もうこうなった以上は仕方ない
何も知らなかった方が幸せか?
ううん、知った方がよかった
でも、疲れた
こんなに彼を好きだったのかって
今頃わかった
きびしいね、このつらさ