ちまたの旬な話題から、日本の未来像を問うテーマまで。


平成の「悪党」はこう作られた

メイクドラマの主役を張れなくなったのか

早川忠孝の一念発起・日々新たなり

早川忠孝 プロフィール

少し苦言のように聞こえるだろうが、あえて述べておく。
山本一太氏のブログにかつてほどの言霊が感じられなくなった。
急速に面白くなくなっているのである。

自分の選挙のことが話題の中心になり始めたからかも知れない。

自分のことをどんなに書いても一般の人にはどうでもいいこと。
芸能人の日記ならばフアンが追いかけるだろうが、政治家の場合はどちらかというと辛口の追っかけがある程度。
ある程度の発信力がある政治家だったらどんなことを書いても追っかけが続くだろうが、平凡なことしか書けなくなったらいつの間にか人は離れていく。

山本一太氏の発信力は貴重である。
上手くすると日本を引っくり返すような力を発揮するかも知れない。
そう思って、山本一太氏のブログは読ませていただいて来た。
その私の必読ブログがひところの冴えを失い始めたのは、何故だろうか。

メイクドラマの主役を外され始めているのではないか。
情報の鮮度が落ち始めているのではないか。
自分の選挙という内向きなことに関心が移り始めて、日本を動かしていくという大事業から遠のき始めているのではないか。

自民党の中でも衆議院と参議院の別がある。
いつ解散総選挙があるかも知れないという状況では、政党組織としてはどうしても衆議院の方が優位に立つ。
総裁も幹事長も政調会長も総務会長も衆議院議員から選ぶ。
参議院議員にはさぞかし歯痒いことだろうが、どうしてもメイクドラマの主人公は衆議院にならざるを得ない。

山本一太氏のブログを面白くする方法がある。
石破茂氏とのタッグマッチを組むことである。
石破氏をメイクドラマの主人公にするために発信力のある参議院の山本一太氏が動けば、自民党の中で新たな流れが生まれてくる。

そろそろ自民党も大変身を遂げる時だ。
2年先よりも、つい目の前にある9月あるいは10月に備えて全速力で動かなければならない。
浜田和幸氏についてどんな情報を収集されたのか知らないが、予告された割には大したことがなかった。

目を覚ましてもらいたい。

自分の選挙などそっちのけで、ひたすら、明日の日本のために今自民党が何をしているのか、自民党の一人一人の国会議員がどう動いているのか、誰がそのバラバラな動きを一つに大きく纏めようとしているのかなどを大いに語って欲しい。
山本一太氏の情報発信力に期待している。

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BLOGOS 編集部

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