反戦や反原発を訴える市民団体「とめよう戦争への道!百万人署名運動福岡県連絡会」(渡辺宏康代表世話人、約150人)は24日、福岡市早良区で、反原発の学習会を開いた。
約40人が参加。同連絡会は「原発は、核兵器と同様に人々の生活や命を脅かしている」として原発をなくすよう求めており、学習会では参加者らが意見を発表した。
同市の元小学校教諭松尾直喜さん(62)は、福島県で労働組合などが開いた反原発デモに参加した体験を発表。「福島の人たちは『生活を返せ』と怒りの声を上げていた。原発への怒りを全国に広げていきたい」と話した。
=2011/07/25付 西日本新聞朝刊=