◆発売中◆朗読と現代語訳で楽しむ漢詩の世界
漢詩98篇を朗読・解説したCD-ROMです。
わかりやすい現代語訳と解説により、
物語を読むように漢詩の世界を楽しめます。
約8時間の大ボリューム。
漢詩の世界にどっぷり浸れます。
朗読・解説:左大臣光永
内容・特長
以下の内容(フォルダ構成)になっております。
【1】漢詩朗読+現代語訳朗読+解説音声【総時間 約8時間 全98ファイル】
【2】漢詩朗読+現代語訳朗読【総時間 約2.7時間 全98ファイル】
【3】漢詩朗読(のみ)【総時間 約86分 全98ファイル】
【4】解説テキスト【全98ファイル】
1ファイルが1篇の詩に相当しています。
※パソコン用のデータCD-ROMです。音楽CDでは再生できませんのでご注意ください。
◆特長1◆ゆったりと余裕ある朗読
古文や漢文を現代語と同じようにスラスラ読まれても、まず意味がわからないものです。
当CD-ROMではあえてスピードを落とし、ゆったりしたテンポで朗読しています。詩の意味が追いやすくなっております。
◆特長2◆わかりやすい現代語訳
書き下し朗読に加え、わかりやすい現代語訳朗読で文法の知識が無くても全体的な意味がわかるようになっています。
◆特長3◆豊富な知識に基づく楽しい解説
二百篇余りの漢詩を一字一句正確に記憶している左大臣光永が、豊富な知識に基づき楽しく解説します。詩の背景・作者の経歴・豆知識など。漢詩や中国史の知識が自然に身につきます。
◆特長4◆日本人の漢詩も多く収録しました
要望の多かった日本人の漢詩を多く収録しています。詩吟でおなじみの川中島(「不識庵機山を撃つの図に題す」)や、伊達政宗の漢詩など、歴史好き・文学好きにはたまらないラインナップとなっております。
収録した漢詩
◆その一◆李白の詩
中国が生んだ最大の詩人。酒と詩と人生を愛した【詩仙】李白。李白の詩は「早に白帝城を発す」など教科書にも採り上げられ日本人にもとても愛されています。豪快にして華麗。型破りでダイナミック。そして時に繊細な李白の詩を満喫してください。
静夜思|月下独酌|友人を送る|早に白帝城を発す|
峨眉山月の歌|廬山の瀑布を望む|黄鶴楼送孟浩然之広陵|
子夜呉歌|山中にて幽人と対酌す|客中行|山中問答|
春夜洛城に笛を聞く|秋浦の歌|将進酒|王昭君|
汪倫に贈る|孟浩然に贈る|晁卿衡を哭す|
春日 醉ひより起きて志を言う|
◆そのニ◆杜甫の詩
「国敗れて山河あり」(「春望」)の句は1200年以上経った現在でも色あせません。李白の「詩仙」に対し「詩聖」と呼ばれた杜甫。その作風は親友の李白とは対照的で、細部まで緻密に計算され研ぎ澄まされた表現は、さながら精緻なガラス細工のようです。人生の悲哀、社会の理不尽を多く歌い、現代人の心にも直接訴えてきます。
春望|絶句|岳陽楼に登る|登高|江南にて李亀年に逢う|
飲中八仙歌(抄)|春夜 雨を喜ぶ|春日 李白を憶う|
◆その三◆古代の詩
古代の詩から、お嫁に行く娘を祝福する歌「桃夭」。思わず頬がほころぶ微笑ましい詩です。そして『史記』の中に見える項羽の詩。「四面楚歌」という言葉の語源にもなっています。壮大な歴史ロマンに酔いしれてください。
『詩経』より「桃夭」|項羽「垓下の歌」|漢高祖劉邦「大風の歌」
◆その四◆三国時代の詩
策謀渦巻く「三国志」の時代。戦争という極限状態の中で繰り広げられる壮大な人間ドラマは今日もなお世界中の人々の心をとらえて離しません。特に革新者・曹操の存在は中国史の中でひときわまばゆい輝きを放ちます。武人として、政治家として、そして詩人としても大きな才能を発揮した曹操。その気迫あふれる詩は、あなたの魂をゆさぶることでしょう。
曹操「短歌行」(抄)|曹操「苦寒行」(抄)|
曹操「歩出夏門行」(抄)|曹植「七歩の詩」|
曹植「七哀詩」|曹丕「雑詩」|阮籍「詠懐詩」(抄)|
◆その五◆晋代(陶淵明)の詩
「田園詩人」「隠遁詩人」として知られる陶淵明。40代はじめに官職を辞し、以後は故郷の田園で農耕生活のうちに一生を終えました。その言葉は平易でわかりやすく、現代人の心に静かに語りかけてきます。サラリーマン生活に疲れた方、または定年後の暮らしを満喫されている方へ。
飲酒|雑詩|園田の居に帰る|子を責む|
◆その六◆唐代の詩
300年間にわたった唐王朝の時代は、まさに詩の黄金時代と言えます。絵画においても才能を発揮し「詩中に画あり画中に詩あり」と評された王維。「春眠暁を覚えず」の句が今も知られる孟浩然。「平家物語」「枕草子」など、わが国の文学に大きな影響を与えた白楽天。唐王朝の繁栄と衰退の歴史の中、多くのきら星のような才能が現れては消えていきました。
劉希夷「白頭を悲しむ翁に代わる」|王之渙「鸛鵲楼に登る」|
孟郊「登科後」|王翰「涼州の詞」|孟浩然「春暁」|
王維「元二の安西に使するを送る」|
王維「九月九日山東の兄弟を憶う」|王維「鹿柴」|
王維「竹里館」|王維「送別」|張継「楓橋夜泊」|
柳宗元「江雪」|杜牧「江南の春」|杜牧「赤壁」|
杜牧「山行」|杜牧「清明」|王之渙「涼州の詞」|
高適「除夜の作」|駱賓王「易水送別」|陳子昂「登幽州台歌」|
高駢「山亭夏日」|張九齢「鏡に照らして白髪を見る」|
王昌齡「芙蓉楼にて辛斬を送る」|王昌齡「出塞」|
孟浩然「建徳江に宿る」|于武陵「酒を勧む」|
白楽天「香炉峰下新たに山居を卜し草堂初めて成り…」|
白楽天「八月十五日夜禁中に独り直し月に対して元九を憶う」|
◆その七◆宋代以降の詩
宋代の詩は平淡で自然。技巧を排した淡々とした語り口は、まるで一服の茶のような渋い味わいがあります。長年の貧乏暮らしの中、生活に根ざした詩を書き続けた梅堯臣(ばいぎょうしん)。政治家としても辣腕をふるった王安石(おうあんせき)。「春宵一刻値千金」の句で知られる宋代最大の詩人蘇軾(そしょく)など興味は尽きません。
朱熹「偶成」|蘇軾「春夜」|王安石「鐘山即事」|
蘇軾「湖上に飲す初め晴後に雨ふる」|王安石「夜直」|
梅堯臣「夜隣家の唱うを聴く」|梅堯臣「猫を祭る」|
陸游「剣門道中微雨に遇う」(南宋時代)|高啓「胡隠君を尋ぬ」(明代)|
毛沢東「沁園春雪」(現代)|
◆その八◆日本人の漢詩
日本人の漢詩も多く採り上げました。詩吟でおなじみの「川中島」をはじめ、上杉謙信、伊達政宗といった戦国大名の詩。坂本竜馬、西郷隆盛など幕末の詩。正岡子規など文豪の詩。本場中国の詩とはまた違う、日本漢詩の独特な味わいをお楽しみください。
菅原道真「九月十日」|上杉謙信「九月十三夜陣中の作」|
伊達政宗「馬上少年過ぐ」|
頼山陽「不識庵の機山を撃つの図に題す」|
頼山陽「天草洋に泊す」|
釈月性「将に東遊せんとして壁に題す」|
西郷隆盛「偶成」|正岡子規「夏目漱石の伊予に之くを送る」|
良寛「半夜」|細川頼之「海南行」|乃木希典「金州城下の作」|
菅茶山「冬夜読書」|石川丈山「富士山」|
広瀬淡窓「桂林荘雑詠」
徳川斉昭「弘道館に梅花を賞す」|坂本龍馬「酒を愛するの詩」|
永井荷風「墨上春遊」|
朗読者のご紹介
教会や老人ホームでの慰問をきっかけに「暗誦朗読」に取り組み始める。漢詩200篇あまりを記憶している。「朗読 平家物語」をはじめ複数の朗読サイトを運営し、現在1日のアクセス数は2000人、メルマガ読者3000人、朗読動画再生回数20万回を超える。平成23年パナソニック映像(株)の社内セミナーで「おくのほそ道」の講演。静岡県富士宮市小岩三区の町づくり暗誦プロジェクトの顧問。東京池袋あうるすぽっとで平家物語の独演会を開催。熊本県出身。
朗読の活動
- 平成10年
- 山形県小国町の老人ホームに慰問
聖書(詩篇)の暗誦 - 平成11年
- 東京目白仲良し教会で聖書(使徒行伝)の暗誦
- 平成20年
- 東京練馬区向山庭園の春のお茶会で「平家物語」から 「那須与一」を暗誦
- 平成21年
- 練馬区向山庭園春のお茶会で「平家物語」から 「竹生島詣(ちくぶしまもうで)」「宇治川先陣」を暗誦
- 平成22年
- 東京池袋西教会のクリスマス集会で聖書(ルカ伝)の暗誦
- 平成23年
- 静岡県富士宮市大岩3区まちづくりプロジェクト
暗誦プロジェクトの顧問 - パナソニック映像の社内セミナーで「おくのほそ道」の講演
(岐阜大垣の「おくのほそ道」記念館で上映するハイビジョン映像作成に向けた 社内セミナー) - 東京池袋あうるすぽっとで平家物語の独演会を開く
インターネットの活動
- メールマガジン
- 部数3000部
- 全サイトの一日のアクセス数
- 2000人前後
- YOUTUBE朗読動画
- 再生回数20万回
この機会にぜひお買い求めください。
このCD-ROMがあなたにとって、
生涯連れそう伴侶となることを願っています。