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ノルウェーテロ:銃乱射の標的は元首相 移民受け入れ推進

 【オスロ篠田航一】ノルウェーの連続テロ事件で、地元紙は25日、アンネシュ・ブレイビク容疑者(32)がウトヤ島の銃乱射で標的にしていたのは、在任中に移民の受け入れ政策を進めたブルントラント元首相(72)だったと報じた。

 元首相は事件発生の22日、島で行われた労働党の青少年キャンプに参加していたが、子供たちの前で演説し、事件前に島を離れた。ブレイビク容疑者は「元首相を殺害しようとしたが、島への到着が遅れた」と警察に供述しているという。

 労働党所属の元首相は81年にノルウェー初の女性首相として就任。96年まで計3期、首相を務めた。

毎日新聞 2011年7月25日 21時40分

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