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[28961] 【修正版?】八雲紫の珍道中【東方】
Name: 磁石-◆70dff012 ID:11077816
Date: 2011/07/24 01:12
前身に当たる物の修正中→うっかり消す→キャッシュ見る→設定が杜撰→よろしい、ならばプロットだ→今ここ


という訳で。

この作品には、
・独自設定
・オリ主
・原作キャラ憑依
・キャラ崩壊

と後その他いろいろで構成されています。
これらに不快感を抱く方は、ブラウザのバックをお勧めします。

別にその設定でもいいぜ、な方はこの先へ。



[28961] 第一話
Name: 磁石-◆70dff012 ID:11077816
Date: 2011/07/23 16:24
「ふむむ…」

わたしこと、八雲紫の朝は早い。遅くとも朝五時に必ず起床する。早起きは三文の得、なんて言う。三文自体そんなに多い金額じゃないよね、でも。

自分で突っ込みを入れながら布団から這い出る。明け方のまだ涼しい空気の所為か、寝汗をかく事は無かった。

ちょっと得した気分になって襖をがらりと開けると、さんさんと照りつける太陽とむわっとした空気が感じられた。あれ?

あ、ちょ、クーラーのタイマー設定押して無かった!三文の得どころか損じゃない!

…あ、消してから気がついたけどここって電気代とかないんだっけ。いけないいけない。…まさかこんな所で『前世』の影響が出るなんて…。結構経つのに。

ふっと、空を見上げる。

…もう…。何年になるかしら。私が八雲紫になってから…。

見上げた空は、いつもと変わらない、前世では見られなかった綺麗な青空だった。





たすけて、なんて言ったって誰も助けに来ない。そんな社会で生きてきた。なにしろ私は退治される側の妖怪。後ろから追っかけてきてるのは退治する側の人間。

よっぽど物好きな妖怪じゃない限りは、助けてはくれない。そしてそんな妖怪は早々いない。

なにしろ自分が退治されて消される可能性だってある。そんなリスクを冒してまで、助けてくれる妖怪がいるだろうか。

人間なんてもっと可能性は低い。なにしろ妖怪は人間の生活を脅かす存在なんだから。

ここにきて早々と突き付けられた現実。超美人の八雲紫に転生したと知って、チート能力を使って原作ブレイクしてやるとテンションが上がっていたころ。

自分は幸運で、何だってできると。原作知識があれば何とかなると。盲目的に信じてた頃。

だけど。偶々目の前で消される妖怪を見て。私の中からそんな甘い考えは遥かかなたに吹っ飛んで、地面に落ちて粉々になった。

苦痛にうめきながら、恐怖に喚きながら消えていく妖怪。それを笑いながら見る陰陽師。背筋が凍る光景だった。現実だと信じたくなかったそれは、どうしようもない現実だった。

その場からへなへなと逃げだして、何とか安全な場所に逃げて。

襲われたわけでもなかったのに失禁していた。顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになり、みっともなく喚き散らした。これは夢なのだと。それでも何も変わる事は無かった。

あの『幻想郷』は、八雲紫が作りだした夢の世界だった。今の時代に、そんなものは存在しない。

だから。今この恐怖であふれた世界を私は、生きていかなければならなかった。





「で、結局自分に戦闘の才能は無いって解って」

でも諦められなかったんだよねぇ。だからあがいてあがいて、それでもどうにもならなくて。

せめて笑って過ごせるようにって、原作通りに動こうとしたんだけど別の向きに転がっていく歯車を止められなくって。

何とか元に戻してハッピーエンドを迎えたい。その旨を幽々子に話した事があった。

―――「酷い顔してる人に、笑い顔があふれる未来を作れるなんて思わないんだけど?」

…懐かしいわぁ。アレからもう…1500年、くらいかしら?

私はあれから、変われたのかしら。ありもしない未来ばかりを追い求め、臨機応変なんて言葉が頭の中に無かったころ。

どうなのかしらね…。

呟いた私の声は、鳴き出した蝉の声にかき消された。







「ってね。いやー、若かったわぁ」

「え、今でも若く見えますよ?」

「お世辞はいいの。私は十分お婆ちゃんよ?」


私は今居間にいる。ダジャレじゃなくて。

あの後なんだかんだ昔の事を考えてたら時間が過ぎてて、藍と橙の声が何処からか聞こえてきて我に返った。

この家でご飯を作るのは、主に私だ。炊事洗濯なんでもござれの八雲紫とはまさに私の事。その代わり戦闘は全部従者任せ。明らかに実力の足りない私の下について、私の事を主と慕う。

なんでこんな事になったのかしら。そんなに恩を感じさせるような事をしたかしら…?

ま、慕ってくれてるんだからいいよね。と、藍と橙の尻尾を見ながら考える。


「幻想郷でこうまで清々しく自分を年寄りと言い切る妖怪って珍しいですよね、みんな認めませんし」

「藍、命が惜しいならやめておきなさい。幻想郷の大妖怪は何処にでも現れるわ」


主に幽香とか。妙にエンカウント率が高いのよねぇ…。狙ってる、なんて事は…無いはず…なんだけど。


「それはそうと、紫様今日は体調がよさそうですね」

「あら、そう?」


自分の肌を見てみると、相も変わらず真っ白な色をしていた。まるで病気でも患ってるみたいで、溜息が出てくる。


「…普通に色白で綺麗な肌だと思うんだけどなぁ」

「?何か言った?」

「…いえ、なんでも」


藍って偶に聞えるか聞こえないかくらいの声でなんか言うんだよねぇ。何言ってるのかは分からないけど、独り事を聞かれた時くらい恥ずかしい事ってそうそうないから聞えても無視するのがいいかもしれないけど。


「あ、そうだ藍さま、また妖術の扱いが上手くなったんですよ!」

「おお、それは良かったなぁ橙!」


いいなぁこういうのって。ほのぼのする。


「あ、そうだ藍。今日なんかあったっけ?」

「んん…。確か…、あ、JENの再放送があります」

「や、無理矢理予定をひねり出さなくてもいいから。それあなたの見たいテレビでしょ」

「あ、紫さま!今日生物的危機2の再放送もあるんですよ!一緒に見ましょう!」

「え、な、私は…。遠慮、したいかなぁなんて…」


最初の奴を見たら夜眠れなくなったのよねぇ。あ、レーザーのトラウマが…。


「紫様こう言ってるけど絶対見るぞ、橙」

「変に怖いもの見てたりしますよね」

「え、それは…ゲームとかやってると突然ホラーものが出てきたりするだけで…」


ライブアライブのベヒーモスとかギーグとかきゅうきょくキマイラとか東方見聞録とかゼノギアスとか。

出た瞬間テレビのスイッチ切ってるわよいっつも。


「…ま、いいか。とりあえず今日の予定はないですよ」

「そう?じゃ、みんなで人里にでも行きましょうか!」

「わぁ、本当ですか!」


ぱっと、橙が目を輝かせる。子供っていいなぁ。


「じゃ、準備できたら行きましょうか!」







それから。着替えたりして準備万端。という訳で。


「…人里のA地点はX座標198,58、Y座標は100,76…」

「いつも思うけど何やってるんでしょう、あれ」

「こら、静かにして無いと紫様の気が散るだろう?」


念じ始めてから十五秒くらいでスキマオープン。いっつも思うけど不気味でグロくて怖い。入りたくない。

でも橙に背中を押されてスキマにドンドン向かう私。しまっちゃうお姉さんならぬはいっちゃうお婆ちゃん。違うか。

視界を紫と目玉と触手モノが埋め尽くす前に目を閉じる賢明な老女私。

…いつまでも押されてるのもあれよね。ここはこう、自分の能力を使いこなしてる、みたいな風格が…。

そう思った私は、橙に押されるのではなく、自分から一歩足を踏み出した。

ゴッ!(空中のスキマの端に足を引っ掛けた音)ガァンっ!(転んで勢いよく頭を打った音)


「ゆ、紫様ぁぁぁぁぁぁ!?」


い、いったぁぁぁ…!?


「大丈夫ですか、紫様!」


だ、大丈夫よ、藍…。


「骨は…折れてませんね!?意識はありますか!?内臓の損傷は…」


ちょっと心配し過ぎな気がするんだけど…。あ、ねぇ、なんでAED?ちょ、ま、服を脱がそうとするのはやめっちょっ私頭打っただけだし意識あるから意識あるからって「行きますよ!橙、離れてろ!」あ、アッー…!







~~~~~~~~~~

なんかマジですみません。





[28961] 第二話
Name: 磁石-◆70dff012 ID:11077816
Date: 2011/07/24 11:30
「紫様、アナタ半分魂が出ていました。心臓止まってたんですよ?」


…本当?嘘言ってない?でもどうやって心臓が止まったんだか。


「恐らく、ですが。転んだ拍子に強く体の前半分を打ったでしょう?それでですよ」


ああ、なるほどなるほどなんて言えるか!?

脆すぎでしょう私の体!流石にそんな事は今まで無かったよ!


「着てる服が原因じゃないですか?」


…え、そうなの?この服すごい軽いんだけど。






私の着ている服って言うのは原作の紫より派手だ。派手って言うより奇妙、と言った方がしっくりくるような、そんな服だ。

永夜抄バージョンの服着て眼鏡を掛け、ボロボロの布をつばの広い帽子に巻いて、注連縄を腰に巻いてでっかい杖付いてて所謂ゲルググみたいな盾を背中に背負っているのなんて私以外いるはずがない。空並のオプションの多さだと自負できる。

しかし、そんな珍妙な、オプションの多い恰好のくせして異様なまでにこの服は軽い。空気を乗っけてるような軽さだ。

でもやっぱり重さとかあるのかしら。量った事無いから分かんないんだけど。

でもこれ全部便利なのよねぇ。なんやかんや面倒事に巻き込まれやすい私としては、無ければならないというか。

なんか外した方がいいのかなぁ。

不意に…。着ている服が、少し光った様な気がした。

あれ?


「どうしました?」

「え、や、なんか違和感が」


気の所為よね。うん。


「あ、そうだ。ここどこ?」


客室の様な場所。知らない部屋だ。


「阿求さんの家の客室ですよ。家へのスキマは閉じてて人里への道しか通じてなかったもので。ここに運んできました」


あらー。阿求にも悪いことしちゃったかしらねぇ。


「そんな事は無いですよ」


襖が開いて中に入ってきたのは、阿求と慧音だった。え、なんで慧音?

そのまま二人は流れるような動作で正座をする。


「まずはじめに言っておきましょうか。装備を外しなさい」

「え?あ、あぁ。そうね」


盾を背負ったまま布団に横になってるってどうよ。暗にそう言いたかったらしい。

盾を外し、布団の横に置く。身の丈ほどあるはずの盾は、やはり空気を持ってるみたいに軽かった。


「えーと、それで…。これからどうする?」

「そうですね、甘味でも巡りましょうか。勿論紫さんの奢りで」

「え、私が奢るのって当り前なの?」


何を言っているんだ。阿求の目はそう語っていた。

「…まぁ…、別にいいけど。慧音も来る?」

「私か?…少しは時間があるからな、頂こう」


やはり女性は甘い物には弱い。慧音も例外に漏れなかった。


「じゃ、行きましょうか!」


そう言って私たちは阿求宅を出たのであった。


…あ、盾。





あの後取りに帰ったらみんなでジト目で見られました紫です。今は団子屋さんにいます。

慧音の知り合いというか教え子らしく、サービスしてもらいました。慧音は今奥の間で教え子となんやかんや語り合ってるっぽい。ああ、あの人か。確か息子が寺子屋に通っ

てたわねぇ。

幸せそうな表情でみたらし団子をほおばる阿求。


「阿求って本当に甘い物が好きなのねぇ」

「むぐむぐ…んー。いいじゃないですか」


別にかまいやしないんだけどね、と生温かい目で阿求をみてたら頬をつねられた。痛い痛い。


「あ、阿求ちょっとこっち見て」

「?なんですか?」


阿求の口の周りについたたれを指で拭って口へ運ぶ。あ、おいしい。


「っ!?え、あ、う、な、ちょ」

「?…どうしたの?」

「え、あ、は、…ハァ…。ゆ、紫、あ、あなたっていう人は…」

「え、何かした?」

「もういいです!」

「え、でも」

「こ、これ以上何か言ったら、げ、幻想郷縁起にある事無い事書きますよ?」

「止めて下さい」


私何かしたかしら。考えてみるけどやっぱりあれなのかしら。ちょっとべたべたしすぎたかなぁ。

まぁ、今ではこんな事が出来るわけだけど、初めて会った頃の阿求は、私の事を「幻想郷を作った妖怪」としか知らなかったそうで、内容が酷い物だった。

いわく、腕の一振りで人間十人は軽く吹き飛ばせる。いわく、とんでもない妖力を持った大妖怪。

要するに原作基準でした。見てて恥ずかしくてゴロゴロ阿求の家で転がっちゃったのは今では遠い昔の事。今では大分改訂されている。

起き上がった時の茫然とした阿求の顔は今でも忘れられない。出会ってから十分で毒を吐かれた事も忘れない。

すぐに打ち解けたけれど。あった瞬間から幻想郷演技を見せてもらうまでの阿求は、ガチガチに緊張していてまさか妖怪が自分の家までくるなんて思わなかった。という驚き

とすぐにでも喰われるんじゃないか、暇つぶしで殺されてしまうんじゃないか、という恐怖が入り混じっていたらしい。

こっちとしても予想外だった。まさかこんな反応をされるなんて思ってなかったもんだから、逆にこっちも緊張してしまった。

今ではいい友達で、こないだ幻想郷の外のお菓子について熱く語り合ったのはいい思い出だ。


「むふぅ。このお団子美味しいです」

「ほら橙、口にたれが付いてるぞ」

「ん…。ありがとうございます藍さま」

「別にこれ位はいいさ」


…?でもこの二人、ナチュラルにさっきのアレやってるんだけど。やっぱりさっきなんであそこまで阿求が動揺したのかが分からない。なんでなんだろう。でも聞いちゃいけないって言われたからなぁ。聞かないでおきましょうか。


「所であの二人って紫の従者ってことですよね?」

「んー?一応、ね」

「へぇ。…紫って…。そうか、そうなんですか」

「…え?何?何なの!?何が言いたかったの!?」

「え、ほら…。その、動物耳が好きだったんですか…」

「違うから!偶々だから!だからメモ帳を取り出さないでよ!」


冗談ですよ、としてやったり顔で言われた。絶対さっきの意趣返しだ。

この子はしょっちゅう私をからかってくる。会えば必ず一度はからかわれる。ちょっと腹黒い女の子。けどなにか珍しいお菓子だとかが手に入ったりすると、食べずにとっておいて私が行った時に御馳走してくれる、そんな優しい女の子だ。


「今戻ったぞ。すまないな、遅れて」

「あ、慧音」


そう言えば慧音は半分妖怪だから私の妖力が分かるはずなんだけど。最初人里に来たら妙に警戒されたなぁ。なんでかしら。

…幻想郷を作った妖怪ってのはやっぱり畏怖の対象なのかしら。

こんな雑魚妖怪が、ねぇ。と、自分の手のひらを見てみると、傷一つないいつもの白い肌で。でも、多分この手は絶対に血で汚れているんだろうと思う。

幻想郷の中で人里と妖怪での不可侵条約が制定されたのは、今から大体百年前くらいの事だった。当然妖怪たちと人里間での協力、なんてものは存在しなかったから、人里は寂れて閑散としていた。

力の強い妖怪や、人を驚かす妖怪たちはなんとなく人を殺し過ぎると脅かしたりする人がいなくなって自分たちの消滅につながるってことを知っていた。だからなのか、人間に味方する妖怪たちも一応いた。でも、傍観していただけだった。

勿論フリーの妖怪退治屋や慧音がいたけど、それを合わせても人里への被害が途切れる事は無かった。雑魚妖怪の数が多すぎたのだ。

そこに私は単身、幻想郷の創設者として人里との不可侵条約を持ちかけたのだった。

力の強い妖怪に人里の周囲に結界を作ってもらうと。人里を襲わないように呼びかける、と。そして人里に侵入した妖怪には大妖怪たちに制裁を加えてもらうよう頼むと。

周囲たちの目は厳しかった。妖怪たちに襲われるのに、妖怪の言った事を信じられるか。

私は石を投げられる立場だった。事実罵倒だってされた。石だって投げられた。

それを止め、私の意見を呑んでくれたのは慧音だった。

私だって半分だが妖怪だ。だったら私だって石を投げられるはずだろう?それに恐らくこいつはここに来ればこうなる事が分かって来たはずだ。ここはひとつ、こいつの意見を呑んでみようじゃないか。何も起こらなかったらとっちめてやればいい。

そう言って。人里の住人は慧音の一声でしぶしぶだけど条件を呑んだ。あまりにも嬉しくて、初対面だった慧音に泣きついちゃったっけ。

それから。閻魔の映姫は人里を回るようになり、藍や妖夢は人里に買い物に行ったりし、ついでに人里の護衛も兼ねるようになった。

冥界の様な結界もでき、妖怪は人里に入りにくくなった。

それでも力任せに突破してくる妖怪は、力の強い妖怪が退治した。

雑魚妖怪は入ってはならない場所だと直感的に悟った。

寂れていた人里の復旧も進んで、人里に活気が戻った。

ハッピーエンド、大団円。そう言ってよかったんじゃないか。

…でも。でも、私がもっと早く案を持ちかけていれば、妖怪に襲われて死ぬ人も少なかっただろう。原作の紫はもっと早く取引を持ちかけていたかもしれない。私にもっと力

があれば。私にもっと頭脳があれば。もっといい結末を迎えられたりするんじゃなかろうか。未来は変わったんじゃないか。

だから私は、より良い結末を迎える為ならば―――。


「そんなに思いつめた顔をして、何考えてるんだ?」


………いけないいけない。なんだかよくない事を考えちゃったわね。まるで昔みたい。


「お前の事だ、また妙な事を考えてるんだろうが…。聞かないでおくよ」


心づかいがすごく嬉しくて、優しくて。私は無言で慧音に抱きついた。


「ありがとう。…ありがとう…」

「ん?あ、あぁ。…え、お、おい!なんで泣く!?」


あったかいなぁ。このあったかさがいつまでも続いたらいいのに。いや、続かせてみせよう。

一人、決意を慧音の胸の中で固めた。昼、人通りの多い人里の往来の事である。


「暇だったからネタ探しついでに来たんだけど…。あの二人、周りが見えてないのかしら…」

「そっとしといてあげるべきなんでしょうか、それとも全力でいじるべきなんでしょうか」

「藍さまー。何故か百合の花が見えるんですが…」

「あ、こら橙。紫様をそういう目で見ちゃいけません」






~~~~~~~~~~

設定混ぜながら話進めるのって難しい


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