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岡田幹事長 衆議院解散はない

7月25日 23時25分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の岡田幹事長は、記者会見で、菅総理大臣が退陣の条件の1つに挙げた赤字国債発行法案の成立に野党の協力が得られない場合に、菅総理大臣が衆議院の解散に踏み切ることはないという認識を示しました。

民主党の岡田幹事長が、衆議院選挙の政権公約の実現の見通しが甘かったことを認めたうえで、赤字国債発行法案の成立への協力を求めていることについて、野党側からは「政権公約を見直すのであれば、国民に信を問うのが憲政の常道だ」などという意見が出ています。これに関連し、民主党の岡田幹事長は、記者会見で「赤字国債発行法案が成立しないまま解散すれば、政治空白が生じ、日本経済に極めて深刻な影響を及ぼす。通らないから解散ということはありえない」と述べ、赤字国債発行法案の成立に野党の協力が得られない場合に、菅総理大臣が衆議院の解散に踏み切ることはないという認識を示しました。そのうえで岡田氏は「第2次補正予算がきょう成立したが、第3次補正予算案についても早く議論して、いいものを作ってほしいというのが被災地の声だ。ありえない衆議院の解散のために、ただ単に審議を引き延ばしている野党の一部の人たちの行いは、全く国民不在だ」と述べました。