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校名に別れ、多度西小と南小で 2校統合し多度青葉小に--桑名 /三重

 ◇慣れ親しんだ校名に別れ

 桑名市多度町の市立多度西小(岩田哲也校長、児童49人)と多度南小(西田文仁校長、同74人)で25日、閉校式が行われた。2校が統合し、多度青葉小となるためで、両校の児童は最後となる校歌を歌い、慣れ親しんだ校名に別れを告げた。

 桑名市教委は、児童数が減少する多度西小で複式学級が発生する4月1日から、多度南小の校舎を使い、多度青葉小として統合させることを決めた。

 多度西小の閉校式には、児童や保護者ら計約150人が出席した。岩田校長が「本校と別れるのはつらいが、新しい学校でも友達を増やしてください。一生付き合える友達が待っているかもしれません」と児童を送り出した。児童代表の5年、水谷亜美さんと丹羽美月さんが「多度西小の思い出を多度青葉小に引き継ぎ、友達をたくさん作り、みんなを引っ張って行けるよう頑張ります。ありがとう多度西小、さようなら」と別れの言葉を述べた。その後、全員で最後になる校歌を歌った。閉校する多度西小の校庭には、全校児童たちが描いた思い出のタイルアート200枚が記念として残された。

 新学年から多度若葉小に変わる多度南小でも、児童や保護者ら計約140人が出席し、閉校式が行われた。【沢木繁夫】

〔三重版〕

毎日新聞 2011年3月26日 地方版

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