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稀勢１０勝で３関脇５６年ぶり２ケタ星
「大相撲名古屋場所千秋楽」（２４日、愛知県体育館）
関脇稀勢の里が大関日馬富士を突き落とし、全勝優勝を阻止した。琴奨菊の大関昇進の夢を砕いた、兄弟子・若の里の相撲に発奮。「そういう気持ちはありましたね」と白星をもぎ取った。１０勝目を挙げ、５５年春場所の大内山、若ノ花、松登以来となる関脇３人が２ケタ勝利となった。
２場所後の大関とりについては「ああいうプレッシャーのある中で相撲を取れるよう、力をつけたい」。９３年初場所以来となる、横綱・大関から日本人が消滅している非常事態を救う。
(２０１１年７月２５日)
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