ユダヤ人の知能指数が高いと言うことは一般的に前から論議があり、その原因については彼らのおかれた環境とかユダヤ社会の伝統とかが指摘されてきたかと思います。
その理由はともかく、23日付のy net news の記事は、ケンブリッジ大学の行った研究「From Chance to Choice: Genetic and Justice」によると、ユダヤ人の中で、中世のドイツに住んでいたユダヤ人、いわゆるアシュケナジの知能指数IQは一般の人間に比して20%高いとの驚くべき結果を示したと報じています。
記事によると、検査の結果アシュケナジのIQの平均は117で、これ北東アジアに比し10%高く、世界平均に比し20%も高いとのことです。
記事はアシュケナジは全ユダヤ人の80%を占め、残りの20%がセファルディだが、IQテストでアシュケナジは空間を識別する能力は低いが、数学及び語学に関しては驚異的に良好だったとしています。
この点に関し、USA Todayによれば、アシュケナジは米国人の2・2%しか占めないのに、大学生の30%、Ivy League 学生の21%、最富裕層の23%、アカデミー受賞監督の38%を占めるとのことです。
また別の調査では1950年以来のノーベル賞受賞者の実に29%がアシュケナジだとのことですが、彼らH世界人口の0・25%に過ぎないとのことです。
相当人種的な議論と言う気もしますが、如何思いますか?
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4098351,00.htmlこの記事を書いたらコメントのやり取りでお読みの通り、かなりの反響(反論)がありました。
実は上記の一番最後のところに短いコメントを入れておいたのですが、この記事は遊び半分で紹介したもので、私がこのような説を信じている訳ではありません。その点もう少し詳しくコメントしておけばよったと思います。
いずれにせよ、民族間のIQとかその他の相違は遺伝的形質によるものではなく、その置かれた生活環境によると言うのが、真面目な研究者の一致した意見だと思います。
要するにアシュケナジのように教育、勉学に大きな価値を置く社会では、そう言う面で優秀なものが輩出することになります。またIQも教育とか生活環境に大きく左右されると言うのも可なりの定説だと思います。
このことはアシュケナジに次いでIQが高いとされている北東アジアが、いわゆる儒教文化圏で、教育、学問を重視する(さらに言えばお受験も)社会であることにも端的にあらわされていると思います。