Photomatix Pro 3.2 ダウンロード版のレビューと評価

1. 画像を登録
起動時に表示されている『ワークフローショートカット』から『HDRイメージを作成』をクリック
『HDRを生成 - ソースイメージを作成』のウィンドウに元となる画像をドロップするか、『参照』ボタンからファイルを指定して登録します
ちなみに…Photomatrixのウィンドウに直接ファイルをドロップしても処理方法を尋ねてくれるんで以降の処理も同じように行えます
（チュートリアルを読んだ限りでは、RAWファイルはドラッグ&ドロップでの登録は出来ないようです）
2. 露出設定
基本的には、ココでは何も触らずに登録された画像が目的の画像かどうか確認するだけでOKかと思います
3. 合成時のオプション設定
画像を合成するときの各画像間のズレの調整や、合成時に出るノイズやゴーストの除去に関する設定です
ココも触らなくてOKかな
4. トーンマッピング
この段階で最終の微調整を行います
細部強調タブでは「強さ」「彩度」「光度」「マイクロコントラスト」「スムージング」の設定に加えて「トーン（3項目）」「カラー（項目）」「その他の設定（4項目）」のそれぞれをスライドバーで調整します
トーン圧縮タブでは「輝度」「トーン領域圧縮」「適応コントラスト」「ホワイトポイント」「ブラックポイント」「色温度 」「彩度」をスライドバーで調整可能です
また、プリセットも用意されており
「自然な」「スムーズ（均一）な空」「絵画のような」「汚れた」の各項目をドロップダウンメニューから選ぶだけで、細かい調整無しで生成することも可能です（同じメニューから過去の設定内容を適用することも出来るようです）
（プリセットで出力した画像アップしてみました（画像1枚目） 上段左：「自然な」/上段右：「スムーズ（均一）な空」/下段左：「絵画のような」/下段右：「汚れた」になってますが、徐々に効果が強くなっていく代わりに目に見えてノイジーになっていくのが何となく伝わるでしょうか？ ）
5. 出力
トーンマッピングで『処理を実行』をクリックするとHDRイメージの生成が始まります
少し待つと処理が終わるので、後は、ウィンドウメニューの『ファイル』→『名前を付けて保存』でファイル出力が出来ます
出力対応ファイル形式はJPGとTIFのみになってます

複数の異なる露出で撮影したイメージを合成処理するもう１つの方法として、[露出合成] があります。
[露出合成] により生成されたイメージは、トーンマッピング処理を行った HDR イメージと比べて、より自然な印象で、写真的なイメージに仕上げることができ、さらに画像ノイズを抑える事もできます。
（Photomatix Proのヘルプ内『簡易チュートリアル』より抜粋）