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サッカー女子W杯で優勝した日本代表(なでしこジャパン)FWの安藤梢(29)(独・デュイスブルク)が23日、都内で行われた映画「忍たま乱太郎」初日舞台あいさつにスペシャルゲストとして登場した。映画初主演の加藤清史郎(9)になでしこの花束を手渡した安藤は「今度は忍たまで日本を元気にしてほしい」とエール。世界一に輝いたヒロインの登場に、集まった400人の観客から大歓声が上がった。
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安藤がサプライズで登場すると、400人が詰めかけた会場は一瞬どよめき、この日一番の盛り上がりを見せた。
FWとして世界の強豪を相手に6試合すべてで先発出場し、なでしこジャパンの頂点制覇に大きく貢献。グレーのスーツをまとった安藤は「私たちはあきらめない気持ちで立ち向かって世界一になれた。今度は『忍たま』で日本を元気にしてほしいと思います」とあいさつし、会場を沸かせた。
友情や勇気、あきらめないことという「忍たま‐」のテーマに、なでしこジャパンが合致。主催者側は、世界一を決めた翌日の19日に安藤側に登場オファーを出した。実際に映画を見た安藤は「『忍たま(忍者のたまご)』たちの最後まであきらめない気持ちに感動しました」と絶賛した。
安藤からなでしこの花束を受け取った映画初主演の清史郎君は「重い…」と、ふらふらになりながらも「あきらめない、頑張るということを教えてくれる映画です。ボクもこの映画で金メダルを取りたいと思います!!」と満面のスマイルで力強く誓った。
「忍たま‐」はすでに台湾、インドネシア、チェコなど6カ国での配給が決定。さらにベルギー、オランダ、エジプトなど70カ国以上の国から配給オファーが届いているという。
なでしこ同様、世界へ飛び出す「忍たま」たちが、世界一戦士から最高の後押しを受けた。
(デイリースポーツ提供)
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