現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. サイエンス
  4. 記事
2011年7月24日7時1分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

手足口病が西日本中心に大流行 手洗い徹底呼びかけ

関連トピックス

表:手足口病患者数の推移拡大手足口病患者数の推移

 夏場に流行し、主に乳幼児の手足や口内などに発疹ができるウイルス性の感染症「手足口病」が西日本を中心に激増している。1医療機関あたりの患者数は、1982年の調査開始以降、過去最多。国立感染症研究所は、手洗いを徹底するなど感染の拡大防止に注意を呼びかけている。

 同研究所の速報値によると、10日までの1週間に全国約3千の医療機関で診断された患者数は約3万人で1機関あたり9.7人。これまで最多だった95年の7.7人を上回った。

 都道府県別では佐賀県が42.26人と最も多く、次いで福岡県40.96人、熊本県32.65人、愛媛県30.97人、山口県26.77人、兵庫県24.72人と続く。大阪府も14.3人などと西日本で顕著だ。特に近畿や中部地方ではさらに患者数が増える可能性が大きいという。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

検査方法から安全な水や食材の見極め方、対処法まで、50の疑問を専門家にぶつけた。

承認されているED治療薬は3種。でも「種類で効果に違いは?」。医師に聞いてみると…。

検査で見つかった脳動脈瘤。治療した方がいいのか、様子を見るべきか。手術するならどんな方法で…?


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介