気象:関東甲信、東海が梅雨入り 2番目、3番目の早さ

2011年5月27日 11時22分 更新:5月27日 12時51分

梅雨空の下、しっとりと咲き始めたハナショウブ=名古屋市昭和区の鶴舞公園で2011年5月27日、佐々木順一撮影
梅雨空の下、しっとりと咲き始めたハナショウブ=名古屋市昭和区の鶴舞公園で2011年5月27日、佐々木順一撮影

 気象庁は27日、関東甲信と東海地方が梅雨入りしたとみられると発表した。ともに平年より12日早く、昨年より17日も早い。関東甲信は1951年の統計開始以降で、63年の5月6日に次ぐ2番目、東海は3番目(タイ)の早さという。フィリピン東方海上で積乱雲の活動が活発化し、暖かく湿った空気が日本付近に流れ込みやすくなっていることが梅雨入りを早めた原因とみられるという。

 日本付近は今後も、本州南岸に停滞する梅雨前線の影響で、30日ごろまで全国的に雨が降るところが多くなる見込み。猛烈な台風2号がフィリピンの東を北上しており、影響が出る恐れもある。

 近畿地方以西は、九州北部を除き既に梅雨入りしている。【池田知広】

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