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客席は「小屋」のベッド

2011年07月20日

写真

「親指こぞう――ブケッティーノ」=KAAT神奈川芸術劇場提供

 ベッドで毛布にくるまり、リアルな効果音と共におとぎ話を聞く「親指こぞう――ブケッティーノ」が22日から3日間、横浜市中区のKAAT神奈川芸術劇場で始まる。2005年2月の初演以来の人気演目で、今回も神奈川公演の後は岩手と福岡に巡回する。

 客席は小さな木の小屋の中に並んだ50個のベッド。森の中をさまよう子どもたちが知恵と勇気で苦境を切り抜ける物語を、劇団俳優座出身のともさと衣(ころも)さんが朗読する。怖い場面では大きな音と振動で小屋が揺れる。人が板をたたき、小屋を揺するアナログな仕掛けだが、約70分の上演中は物語の中に入り込んだ気分が味わえる。

 一般2500円、子ども・学生(24歳以下)1500円。親子セット券3500円。23、24日はいずれも午前11時と午後3時開演。(22日は売り切れ)。問い合わせはチケットかながわ(045・662・8866)へ。

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