せと弘幸Blog『日本よ何処へ』

　シナ・中国の新幹線で大事故

　技術的な未熟が露呈・これまでの「安全性論議」に疑問符が


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中国の列車事故 死者３２人に　7月24日 4時57分 

　中国東部の浙江省で、高速鉄道の列車に後続の列車が追突して脱線し、一部の車両が高架下に転落する事故があり、国営の新華社通信は、これまでに３２人が死亡し、１７１人がけがをしたと伝えています。この事故について、上海の日本総領事館は「これまでのところ、日本人が事故に巻き込まれたという情報はないが、引き続き確認している」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110724/k10014412651000.html


　

　日本の技術をぱくっておきながら、独自の技術などと主張してきた中国にとって、今回の事故は痛恨の極みとなることは間違いないでしょう。今回の事故は日本の新幹線では絶対と言って良いほどに考えられないものです。

　新華社通信は鉄道当局の担当者の話として、「前を走っていた列車が落雷で停車していたところ、後続の列車が追突した」と伝えています。

　この記事を見る限り日本の新幹線ではありえない事です。日本でも在来線ならこのような事故も発生したことはあるので、シナ・中国の新幹線は在来線並だと言っても過言ではないでしょう。

　今回はこのような追突事故で終わったが、いずれ運転中に爆発などということが起きるのではないか。これまでのトラブルにおいては「日本でもよくあること」などとコメントしてきた中国側の鉄道当局も、今回ばかりは「日本でもよくあること」などとは記者会見ではまさか述べないでしょうね？

　中国側は日本の技術をぱくった訳ではないと言って来ましたが、確かにぱくった訳ではなさそうです。ようするに外形はぱくったが、中の保安技術などについては真似するどころか全く無視したという事のようです。

　中国らしいと言えば中国らしいですね。元々人命など何とも思わない国ですから、安全性などは眼中になかったのではないか。考えられない事故ではあるが、そのように考えれば納得できる部分もあるわけです。

 尚、今回事故をおこした高速鉄道はパクリ問題の渦中にあるものとは別のもので新幹線ではないというニュースもありますが、いずれにしても日本からのパクリ技術であることは間違いないでしょう。

　さて、このパクリ問題を取り上げるのはこのブログでは初めてですが、これまで中国のネットでは日本に対する批判が相次いでいました。ＪＲ東海の葛西敬之会長は中国の高速鉄道について「外国の技術を盗用」、「安全を軽視」などと述べました。

　これに対して中国政府・鉄道部の何華武総工程師が、「安全は保証されている」などと反論した。この日中のトップ同士の安全性に関する応酬が大きな関心を呼びました。中国側では「日本はただ中国の発展を恐れているに過ぎない」などの書き込みがネットには氾濫していた。

　今回のこの重大な事故発生で果たしてこれまで通りの主張が繰り返されるのかが注目されます。これまでの中国側の当局の「安全だ！」という主張には何の根拠もなく、説得力はゼロであったことが明らかになった以上、次なる展開がどうなるのか？

　非常に興味がもたれるところです。

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