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【社会】

汚染疑い牛肉、「バロー」が販売 愛知など3県で1400キロ

2011年7月24日 01時08分

 岐阜県高山市の飛騨牛育成農家が、国の規制値(1キログラム当たり300ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された稲わらを餌にした飛騨牛を出荷していた問題で、大手スーパー「バロー」(同県多治見市)は、汚染の疑いのある飛騨牛7頭分の計約1400キロを岐阜、愛知、滋賀3県の31店で販売したと発表した。

 販売されたのは岐阜県の21店(822キロ)と愛知県9店(551キロ)、滋賀県の1店(25キロ)。最も多い名古屋市緑区の鳴海店では258キロが販売された。入荷日は5月2〜7月7日で、販売期間は特定できていない。販売分は売り切ったとみられる。

 このほか、規制値以上の稲わらを食べていた静岡県富士宮市の農家の牛の肉も、岐阜や愛知などで約313キロが販売された。

 バローが汚染の疑いのある飛騨牛を販売した店は次の通り。

 ▽岐阜県 富加、白鳥、赤坂、本巣文殊、御嵩、八幡、萩原、神岡、各務原、茜部南、高富、根本、芥見、市橋、領下、多治見、美濃加茂、関緑ケ丘、広見、羽島インター、穂積西▽愛知県 志段味、瑞穂、滝川、光音寺、鳴海、戸田、大口、春日井西、一宮西▽滋賀県 八日市

(中日新聞)

 

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