22日午前11時45分ごろ、兵庫県伊丹市の住宅で、母親(91)と長女(71)の2人が倒れている、と近くに住む親族から119番通報があった。救急隊員が駆けつけたところ、1階の居間に2人が倒れており、それぞれ間もなく死亡が確認された。
県警伊丹署によると、2人に目立った外傷はなく、近くに殺虫剤のスプレー缶や除草剤があったという。同署は、心中を図った可能性があるとみて死因を調べている。
この住宅は親子2人暮らしで、母親が、認知症とてんかんがある長女の世話をしながら生活していたと家族が同署に説明しているという。