980円で大丈夫か──「イオン専用b-mobileSIM」徹底検証
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今回はその月額980円プランを契約し、1カ月ほど使用してみて分かった注意点、そして実際の使い勝手をじっくり検証しよう。
b-mobileSIM[イオン専用]は、b-mobileシリーズを提供する通信事業者である日本通信と本州、四国圏で大型商業店舗「イオン」を展開するイオンリテール(流通大手 イオングループの1社)の協業で販売される商品だ。販売、契約はイオン店舗内の携帯電話販売スペースで行い、サービスとサポートは日本通信が行うスタイルになる。
日本通信の製品は「b-mobileSIM U300」が店頭で購入できる例は最近増えているが、基本は大都市部の大手家電量販店が中心だ。対して、各地に店舗があり、客層も幅広いイオンと協業することで店頭での販売販路を大きく拡大できる点、つまりユーザーはこれまでより手軽に購入できるようになるのがメリットの1つだろう。イオンにとっては競合他社に対して差別化できる低料金データ通信サービスを提供できるメリットがある。今後、3Gモジュール内蔵の個人向け機器(例えばスマートフォンやタブレットデバイス、携帯ゲーム機など)が増えてくれば、さらに魅力的なパッケージ販売も可能になるといったメリットも想定できる。
販売は、まず2011年6月10日にイオン14店舗で開始された。当初は販売店舗がかなり限られていたが、6月18日以降に取扱い店舗をグッと拡大。7月15日時点で計105店舗で販売されるようになり、北は青森、西は広島・高知まで取扱店エリアが拡大された。
ちなみに北海道地区はイオン北海道、九州地区はイオン九州、沖縄地区はイオン琉球がそれぞれイオン店舗の運営会社でイオングループ企業だが、今回日本通信との協業はあくまで本州、四国で店舗展開を行うイオンリテールである。そのため、現時点では販売店舗の地域が一部制限されているようだ。
プランは全3種類で、すべて定額制だ。タイプAが最大100kbpsで月額980円(プラス)、タイプBが最大400kbpsで月額2980円、タイプCが“Mbpsクラス”と定義された、FOMAハイスピードの最大通信速度と同等と思われるベストエフォートとなる速度で月額4980円となる。
サービスエリアは前述したb-mobileSIMシリーズなどと同様に、人口カバー率100%のNTTドコモFOMAネットワークと同じである。最大通信速度別に月単位で対価を支払う、ごくシンプルな料金体系となっており、主要通信事業者によるデータ通信サービスで見かける複雑でかなり分かりにくい料金プランではなく、約2年の長期契約をする必要もない。解約時の違約金などももちろん存在しない。
●契約には身分証明書とクレジットカードが必要
b-mobileSIM[イオン専用]は、基本的に携帯電話を新規契約する場合と同じで身分証明書の掲示が必要で、原則20歳以上でないと契約できない。身分証明書には運転免許証、健康保険証、日本国パスポート、身体障害者手帳、療育手帳、外国人登録証明書、精神障害者保険福祉手帳などが利用可能。加えて料金支払い用のクレジットカードが必要だ(現金では支払えない)。
契約時には、SIMパッケージ料金として3150円も発生する。これは一般携帯電話の契約事務手数料に相当するもの。この3150円を料金支払い用として登録するクレジットカードで決済することにより、信用照会を兼ねている。ちなみに、この3150円は「イオンで何かを購入した」という扱いだったので「*円以上のお買い物で駐車場*時間無料」なサービスも受けられた。
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