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多摩ニュータウン建て替えシンポ

建物の老朽化などが問題になっている東京の多摩ニュータウンで、最も古い昭和46年に入居が始まった多摩市の「諏訪2丁目住宅」の全面的な建て替え工事が来月から始まることになり、23日、専門家らが現在の建物の内部を見学しました。
多摩ニュータウンは、東京の多摩市や稲城市などにまたがる丘陵地帯に開発された、国内最大規模のニュータウンですが、一部の住宅では建物の老朽化が進み、住民の高齢化とあわせて新たな街作りが課題になっています。
このうち、最も古い昭和46年に分譲が始まった、23棟、640戸の住宅団地の「諏訪2丁目住宅」が、来月から、多摩ニュータウンでは初めて全面的に建て替えられることになりました。
23日は、現地でシンポジウムが開かれ、事業を担当しているコンサルティング会社の担当者が「多くの人が住む大規模な団地では、住民の合意形成が難しいので建て替えにあたっては住民どうしがよく話し合って共通点を見いだすことが重要だ」と話していました。また、建物の取り壊しを前に、建物の内部が公開され専門家や地元の住民などが、空き部屋になっている住宅などを見学しました。
諏訪2丁目住宅管理組合の加藤輝雄理事長は、「これまでの道のりは大変だったが、建て替え後はみんなで楽しく戻ってきたい」と話していました。
諏訪2丁目住宅の建て替え工事は、さ来年の平成25年まで続けられる予定です。

07月23日 21時07分

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