事件中山経産省政務官側に800万円 17~21年の落選中に献金 電力総連+(2/2ページ)(2011.6.27 06:56

  • [PR]

[事件]ニュース トピック:政治資金・献金

  • メッセ
  • 印刷

中山経産省政務官側に800万円 17~21年の落選中に献金 電力総連

2011.6.27 06:56 (2/2ページ)
電力労組をめぐる政治資金の流れ

クリックして拡大する

電力労組をめぐる政治資金の流れ

 一方、サクセス三田会は12~21年の10年間に、電力総連の別の政治団体「電力総連政治活動委員会」から計7700万円の資金提供を受けていたことが判明。同委員会には傘下組織である東電労組政治連盟から同じ期間に計約1億8千万円の資金提供があり、組合員らから集めた会費を原資として、組織的に政治献金する構図が浮かび上がった。

 中山氏側への献金について、サクセス三田会は「原発推進を働き掛ける意図はなく、友好議員の一人として支援してきた」と説明。東電労組も「電力業界に精通されている方であり、お付き合い程度の関係だった」としている。

 中山氏は東京都議などを経て11年の衆院補選で初当選し、現在4期目。鳩山由紀夫前首相の側近としても知られ、鳩山内閣では首相補佐官を務めた。経産政務官には22年に就任した。

 中山氏の事務所は、産経新聞の取材に「17年の落選後にご支援いただけるとのことで献金を受けたが、21年の当選以降は辞退している。返還の予定もない」と文書で回答した。

このニュースの写真

電力労組をめぐる政治資金の流れ

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital