事件中山経産省政務官側に800万円 17~21年の落選中に献金 電力総連+(1/2ページ)(2011.6.27 06:56

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中山経産省政務官側に800万円 17~21年の落選中に献金 電力総連

2011.6.27 06:56 (1/2ページ)
電力労組をめぐる政治資金の流れ

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電力労組をめぐる政治資金の流れ

 原発行政を所管する経済産業省の中山義活政務官(66)=民主、衆院東京2区=側が、全国電力関連産業労働組合総連合(電力総連)の政治団体から、平成17~21年の5年間に計800万円の献金を受けていたことが26日、分かった。また、東京電力労組の政治団体からも、17~19年の3年間に計50万円の献金を受けていたことが判明した。

 関係者によると、中山氏は電力労組の組織内候補ではないが、電力業界に明るい人物として知られ、献金のあった17~21年は落選で議席を失った時期と重なるという。原発事故対応で後手に回る現政権だが、電力労組とつながりの深い議員が政務官ポストに起用されており、公正な事故検証や政策の見直しができるのか疑問の声も上がりそうだ。

 中山氏側に献金していたのは、電力総連の組合員やOBらが6年10月に設立した政治団体「サクセス三田会」(東京都港区)。政治資金収支報告書によると、中山氏の資金管理団体「中山義活新東京生活会議」に17~19年の3年間で計400万円、中山氏が代表を務める政党支部「民主党東京都第2区総支部」に19~21年の3年間で計400万円をそれぞれ献金していた。

 また、東電労組の政治団体「東京電力労働組合政治連盟」も17~19年に計50万円を同支部に献金した。

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