「大相撲名古屋場13日目」(22日、愛知県体育館)
東幕下5枚目の琴勇輝(20)=佐渡ケ嶽=が十両の荒鷲を押し出して4勝3敗で勝ち越しを決め、来場所の十両昇進を濃厚にした。香川県小豆島町で中学時代を過ごし、小豆島高1年時に佐渡ケ嶽部屋の雰囲気を気に入り、見学した帰りの新幹線で退学と入門を決意した。
約3年間、押し相撲に磨きをかけ続けてきた。人目をはばからずに涙を流しながら、「うれしいです。このままのスタイルで、押しに磨きをかけていきたい。スタイルは違うけど、菊関(琴奨菊)の前に出るところをまねたい」と、さらなる飛躍を誓った。
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