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【社会】

地上デジタルTV、24日に完全移行 アナログ放送は正午終了 

2011年7月23日 02時07分

 テレビの地上デジタル放送への完全移行が24日に実施され、1953年に始まったアナログ放送は終止符を打つ。移行が来年3月まで延期された東北3県を除き、99%以上の世帯が対応済みとみられているが、テレビを見られなくなる“地デジ難民”が一部で生まれるのは避けられない情勢だ。

 アナログの番組放送は24日午前まで。同日正午には青地に「アナログ放送は終了しました」の文字だけの画面に切り替わる。25日午前零時にはアナログ波が止まり何も映らない「砂嵐」状態となる。「名古屋テレビ塔」も電波塔としての役目を終える。

 総務省は18日から地デジコールセンターを24時間態勢とし対応を強化。各地のテレビ受信者センター(デジサポ)への電話相談は7月以降1日平均2万件と急増し、家電量販店などでは駆け込み需要で地デジ対応テレビやチューナーなどが品薄になった。

 地デジ化は電波の有効利用を目的に国が推進。2003年から東京、名古屋、大阪の三大都市圏で、それ以外の地区では06年から、アナログと同じ番組を放送するサイマル放送の形で始まった。

(中日新聞)

 

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