フレーフレー人生!




2001.9.10(月) 最終回

北海道で子供達3人を詩織(有森也美)に託した真琴(松下由樹)は、一人東京に帰ってきた。
子供達の事を大地(赤井英和)に報告する真琴だが、真くん(森廉)からの電話に慌てる。
真琴「あたし、あなたと結婚するって言って」。 おぉ、こんなプロポーズの方法もあるのか。  と思ったら、やっぱりウソだったのね。 電話を切った後、二人がその事を意識するのかと見てたが、そんな仕草もない。  この二人、結構お似合いだと思うんだけどなぁ。

杏子(宮崎あおい)と中島(伊藤高史)、再び話し合い。
杏子「メールでは本当の自分が出せるのに、どうして会った時には出せないの? 本当はすごく優しい人なのに」
杏子、それはちょっとこの男をかいかぶりすぎている。
中島が今までメールで本当の事を書いてる部分なんて、見たことがないんだが。 心に響いたのはせいぜい、杏子を応援するメッセージくらいだろう。 最後はこの男も改心したみたいだが、それはこの男が元々優しいんじゃなくて、女の子にそこまで言われてようやく自分がしてきた事の重さに気がついた という見方が正しいだろう。
しかし、杏子が16歳で中島が28歳? いかに中島がした事が犯罪じみているかがわかる年齢差だ。  一回り違うじゃねぇか。

北海道で詩織と暮らす子供達。 この養護施設にも無事とけ込んでいるようだ。
子供達の名前の意味を説明していく詩織。 一緒に食事しているシーンは思ったより温かく、やはり子供達には本当の母親と暮らすのが一番なのではないかとも思えてしまう。
詩織「みんな、東京に帰りたい?」。 微妙な質問だな。
詩織も優しいし真琴も優しい。 どっちをとってもハズレはなさそう。

真琴の携帯に理沙(鈴木紗理奈)から連絡が入る。
理沙「あたし、今日で結婚すんねん」。 オマエ行動が早すぎ。
確かに結婚するとは聞いてたけど、それを聞いたのはつい最近のことだ。 そんなにとんとん拍子に話が進んで、すでに式場までおさえてあんのかよ。
それを聞いて大地をあおる真琴。
真琴「子供達を迎えに行った時、お金借りたわよね。 これで返すわ」。 と、大阪行きのチケットを大地に渡す。 いやぁ、できれば現金で返してもらった方が。
もちろんそんな事は言えない大地、電車に飛び乗り理沙の式場に殴り込み。
大地「マリアちゃん、今ハッピーか?」。 このバカ。 こんなところでマリアちゃんって呼ぶな。 その後しっかり、理沙に指摘されてたが。

今回続々と鳴る真琴の携帯。 今度は弘志(保坂尚輝)から。
弘志「近いうちに籍入れようと思ってさ」。 お、えらい。 こんなどうしようもない男でも、世話になった真琴にはちゃんと報告しておかないとと思ったらしい。
弘志「今更言うのもなんなんだけどさ、やっぱりおまえに会えてよかったよ。 ありがとう」。  ホントに今更だな。 今まで散々真琴のジャマしてくれやがって。 本当にそう思ってるのなら、オマエも真琴のために何かしてやれ。

一人残った真琴は大阪へ。
実はここで、ちょっと泣きそうになってた。 だって、周りのみんながみんな幸せになってんのに、一番頑張った真琴は一人ぼっちになってんだもん。
しかし、電車に乗る直前に駅員に止められた真琴の前には、北海道にいるはずの子供達。
舞雪(山岸リサ)「今度はあたしたちがお母さん買うの」。 お金を差し出す北斗(松崎駿司)。 やってくれるぜ子供達。 ここから見事に号泣モードに突入。
今までこのドラマには何度となく泣かされてきたけど、最終回が一番泣いたね。 あきらかに予想できる展開なのに、なんでこんなに感動できるんだろう。
先がわかっているのに泣ける。 まさにドラマのクオリティの高さを物語っているのだろう。
ちなみに最後の再会シーン、ビデオで巻き戻してもう一回泣いたさ。
いやぁ、とってもいい物を見せてもらったよ。


2001.9.3(月) 第10回

真琴(松下由樹)は北海道の養護施設で詩織(有森也美)を見つけた。
久しぶりに真琴と再会した詩織の第一声、
詩織「真琴があたしになってたなんて意外」。 だったらもっと驚け。 意外なんて言ってる割りには、淡々と話してんじゃねぇか。 こんな話、そんじょそこらに転がってるような話じゃないぞ。
そして子供達に会うのを拒む詩織。
詩織「もういいじゃない。 昔の事なんて」。 えらくアッサリしてるな。 真琴がここまで来るのに、どれだけ努力したのかわかってんのか。 それに、オマエには昔の事でも、子供達には昔の事じゃないんだよ。  いくらオマエが自分勝手でも、それくらいはわかるだろ。

それでも詩織を説得し続ける真琴。
詩織「あの子達はあたしとはもう何も関係ない。 あんたにあげるから好きにすれば」
ああそうかい。 じゃあ勝手にさせてもらう。 貴様ごときに何かを期待した私がバカだったよ。
それじゃあとりあえず、北海道までの旅費を返してくれ。 安くないんだぞ。
しかし、それでは納得しない真琴の説得に、ついに詩織も本音を話す。
詩織はやっぱり子供達の事が気になってたのね。 もう少し言葉を選んで話してくれれば、私もこんなにボロクソには書かなかったのに。
真琴「子供にあたしと同じ名前つけてくれてありがとう」。 にはちょっと泣けたさ。

妊娠中の杏子(宮崎あおい)、大地(赤井英和)に子供を産みたいと言い出す。
杏子「あたし産むことにしたから。 この子はあたしが産んでちゃんと育てる」
またこのガキは勝手な事言い出しやがって。 子供を育てることがそんな簡単じゃない事ぐらいわかるだろ。 まあ、それだけならまだしも、大地に向かって、
杏子「あんたには頼らない」。 って、父親をあんたって。
コイツ、この前病院かどこかの屋上で真琴に説教されたんじゃないんだっけ? それでもまだこんな言葉遣いしやがるのか。  もう勘当決定だな。 大地を頼らないで、いったい誰を頼るつもりなのか。 めちゃめちゃ頼りなさそうな伊藤くんか? やめとけ。

その頃弘志(保坂尚輝)はなつみ(長谷川真弓)にだんだん惹かれはじめていた。
再びなつみの元ダンナが子供をさらいに来た時、にちょうど居合わせた弘志。
弘志「俺が父親になるよ。 俺がこの人と結婚して二人で育てれば文句ないんだろ」
いや、文句アリアリなんだが。 元ダンナが欲しいのは子供でしょ? なつみの生活環境がどう変わろうと、そんな事は全然関係ないはずだ。
最後はなつみを追ってバスに乗り込んで行った弘志。 どうぞお幸せに。
しかし、あの弘志がこんなにアッサリ幸せを掴んでしまうのも、なんか納得がいかないものがあるな。  コイツは本来、もっと地獄を見るべき男のはずだ。

最初は詩織に会うのをしぶっていた子供達だったが、真琴の説得により4人で詩織の元へ。
その前日、詩織と連絡をとる真琴。
真琴「あの子達を詩織の所に連れていったら、私もう会わないことにする」
やっぱりそんな事を考えていたのか。 真琴らしい結論だ。
こうなったら、真琴達が北海道に行くまでに、詩織も死んでくれんやろか? 有森さん、あんまり顔色良くないし。 そうしたら、また無事4人で暮らすことができるのに。
しかし、そんな簡単に詩織が死ぬはずもなく、実の親子は無事ご対面。

まさかこのまま終わりじゃないよなぁ。
でも子供達も、真琴が引き取るか詩織が引き取るかは微妙なところだ。
どっちが引き取っても、丸く収まりそうだから。 でも、やっぱりあの子達は真琴と一緒に暮らしてもらいたい。
じゃないと、1000万も払った真琴が浮かばれないと思うんだが。 いや、今更金の話なんて本当はしたくないんだけどね。


2001.8.27(月) 第9回

真琴(松下由樹)は詩織を探すため、大阪へ向かった。 必死で詩織を探す真琴だが、すでに詩織は引越した後で見つからない。
旅先から北斗(松崎駿司)へ電話する真琴。
北斗「もし本当のお母さんがみつかったら、お母さんはどうするの?」。 お、子供らしい素直な疑問だ。  そしてそれは誰もが気になるところ。
北斗「いなくなっちゃうの? だったら僕、本当のお母さんに会えなくてもいい」
北斗くん、一人恵まれた環境にいるのに変わらなく、いい子だな。
つーか、他の二人が恵まれすぎてないだけか。 特に舞雪(山岸リサ)が。

家出した美智留(森公美子)は、ホストの隼人(大沢樹生)に夢中になっていた。
隼人「僕初めて会った時から、美智留さんの事が好きなんです」
誰が聞いてもリップサービスと間違いようがないこのセリフだが、ダンスしながら隼人にトドのように寄りかかる美智留はまんざらでもないらしい。
後日、隼人に腕時計をプレゼントして、
美智留「ねぇ隼人君、本当に私の事が好き?」。 なんてセリフは、もう少し自分の容姿をわきまえろ ってかんじだ。 しっかりダマされてんじゃねぇか。

大阪で詩織を探してラブホテル巡りをしていた真琴は、偶然理沙(鈴木紗理奈)と出会う。
理沙「なんでここにおんの?」。 オマエこそなんでここにいる。
理沙が大阪に帰るという流れは前回までにあったけど、ちょっと早くご対面しすぎだろう。 それよりも、真琴がマリアの本名の理沙って名前を知ってるのがちょっと不思議だ。
お好み焼きを食べる真琴と理沙。 真琴が大地(赤井英和)に勝手に電話をかけてしまい、怒る理沙。
理沙「大ちゃんは、あんたの事が好きなんよ」。 と店を出ていく。
おいおい、理沙。 まだビールを一口も飲んでないじゃないか。 めちゃめちゃ余ってんじゃん。 もったいない。

弘志(保坂尚輝)は、熱を出して倒れているところをなつみ(長谷川真弓)に助けられる。
なつみは耳が聞こえないのか。 話したいことは全てノートに書くあたり、どうしても「星の金貨」 を思い出さずにはいられない。  そういえば同じ日テレだな。
よって、なつみはきっと心が綺麗な人に違いない。 弘志君、君が骨を埋めるべき場所が見つかってよかったね。
後に前のダンナが子供を奪い返しに来た時に、
弘志「こんな事したら、裁判で不利になるんじゃないのか」。 と妙に一人だけ冷静だったのが、今までとちょっとイメージが違って笑えたが。

子供の教育資金まで隼人につぎ込んでしまった美智留。
美智留「あたし、あんたのために全部お金使っちゃったのよ」。 思うがままだな。
ここまで綺麗にハマってしまうと、逆に潔さまで感じてしまう。 まあ本当は美智留がただ単にバカなだけなんだろうけど。  そんな美智留に隼人、
隼人「ここは貧乏人の来る所じゃねぇよ。 わかったらさっさと消えてくんない」
そうだそうだ、もっと言え。 美智留が大嫌いな私には、隼人がとってもカッコよく見える。 もちろん美智留が可哀相だなんて微塵も思わない。 全部自業自得だし。
その後家に帰った美智留。 ダンナさんの寛大な態度には感動したよ。 美智留にこのダンナさんは、あまりにももったいなさすぎる。

詩織に会いにニセコまで言った真琴は、ようやく詩織と再会。
逆光で顔が見えなかったが、もう正体はわかっている。 何せ、番組最初のスタッフロールでしっかり私は「有森也美」 の名前を見つけたからね。
と思ってたら、次回予告で有森也美の映像が出てくる出てくる。
何やってんだよ日テレ。 オマエら何考えて予告作ってんだ。 バカじゃねぇの?
なんで来週まで詩織の正体をとっておかないんだよ。 ったく、アホらしくて開いた口が塞がらないよ。


2001.8.20(月) 第8回

誘拐容疑で逮捕され、警察に連行された真琴(松下由樹)。
真琴「私はあの子達と家族になれると思ってました」。 そんな事を訴えても、やっぱり警察にはわかってもらえない。 真琴の言うこともまともに聞かないし、子供達の言うこともまともに聞かない。  ったく、警察ってのはつくづく使えない組織だな。
誰かまともに真琴の話を聞こうってヤツはいないのか。

同じ時期、大地(赤井英和)も中島(伊藤高史)をボコボコにして警察に。
大地「理由を知りたいんやったら向こうに聞いてくれ。 告訴でもなんでもしたらええがな」
こっちは真琴の場合と全然違って、妙に強気だ。  意外とあっさり釈放されてたし、とっとと示談にもなったもんな。 その示談の内容がちょっと興味あるが、教えてはくれなかった。
後日、杏子(宮崎あおい)が中島のお見舞いに行ったが、中島はベッドから動けない状態。
中島「さっき教頭が来たよ。 どうやら免職になりそうだってさ」。 とおかれた状況も最悪。
とってもいい気味だ。 ぜひそのまま、静かに人生の幕を下ろしてくれ。
あ、その前に子供をどうにかしなくちゃな。

真琴の拘留中、何人かの人間が面会に。 まず弘志(保坂尚輝)。
弘志「この誓約書に子供とは2度と会いませんってサインすれば、早くここ出られるらしいよ」。  オマエが言うと、その誓約書すらウソくさく感じるのは気のせいか。
弘志「早くさ、こんなとこ出て一緒に帰ろう」。 まだオマエはそんな事言ってんのか。 出られたところで、 一緒に帰るわけないだろう。
真琴の釈放後、
弘志「女なんかみんな俺の言うことをきいてりゃいいんだよ」。 とも言ってたな。
今時こんな男がいるのか? って思えるくらいの勘違い炸裂野郎だ。 見てて痛い。
次、大地。
大地「子供らにはオマエが必要なんや」。 わかっているのはコイツだけか。
なんか、このドラマに出てくる大人達の中で、コイツが一番まともなんじゃないかと錯覚するくらいだ。  真琴がこうなった時の覚悟くらいはあったのかも。
最後、美智留(森公美子)。
美智留「恨んでる? あたしの事」。 当然のことを聞くんじゃない。
そんなセリフを吐きながらも、いつものように話し続ける美智留。
美智留「なんだかんだ言ったってさ、ホントの家族が一番だよ」。  やっぱりコイツは何もわかっていない。 反省すらしてる様子もない。  もうコイツと話すことなど何一つ無い ってかんじだ。 とっとと帰れ。 一体何しに面会に来たんだ。

子供達も親戚に引き取られたある日、行方不明だった智也(石田純一)が見つかり、真琴は突然釈放される。  しかし智也はタイミングよく交通事故に。
病院で真琴や子供達と再会した智也。
智也「久しぶり。 迷惑かけたな」。 いやいや。 帰ってくると思ってなかったし。  コイツは今までどこで何してたのかと思ったら、一応詩織を探していたのね。 そして子供達と感動の対話をして死ぬ。
うーむ、智也も大きなイベントに利用されるだけ利用されて、最後はうまく処理された ってかんじだな。  まあ、石田純一もこれからは、本当の息子の方が大変だろうから、ここでスッパリと出番がなくなったほうがかえってよかったのかもしれない。
しかし死んだのが智也だっただけに、今回は泣けずじまいだったよ。 残念。

智也の葬式を終えた後、また子供達と別れる真琴。
真琴「でも、やっぱりあなたたちは本当のお母さんに会うべきだと思うの」
ほう、今度は舞台が大阪に移るのか? 赤井や紗理奈の出番が増えたりしないだろうな。
とりあえず、子供達を捨てていった詩織とやらの顔を早く拝みたいものだ。


2001.8.13(月) 第7回

真琴(松下由樹)と子供達は警察から逃げようとするが、お金がないためヒッチハイクで移動しようとする。  道路横で4人で手を上げるが、車はなかなか止まってくれない。
舞雪(山岸リサ)「世間ってホント冷たいよね」。 って、どこの世界に4人も乗せてくれるドライバーがいるんだよ。 しかも見た目思いきりワケありだし。
最後は真琴が武田鉄矢ばりの車の前への飛び出しを見せてたね。

とりあえず大地(赤井英和)に連絡する真琴。
真琴「戻ってみんなと話ししてみるわ。 ずっと逃げてるわけにもいかないから」
と言ったわりには、誰にも相談せずに民宿の住み込みの仕事を勝手に決定。
子供達もいきなりこんなところに住むことになって納得なのか。 やはり一度、東京に戻った方がいいように思うんだが。

ホテル暮らしをしている弘志(保坂尚輝)に、美智留(森公美子)がアパートを探してくる。
美智留「あたしは弘志さんの味方だし」。 と満面の笑顔の美智留。
ちょっとゾッとした。 そしてそれを見て何かを悟った弘志、服を脱ぎはじめる。
弘志「脱げよ、それが目的だろ」。 オマエはヤレれば誰でもいいのか。
美智留がここで逆上してくれてよかったよ。 あやうくおぞましいラブシーンを見せられるところだった。  しかし、美智留にビンタを食らった弘志も黙ってはいない。
弘志「もう誰もお前の事女なんて見るやついないよ」。 そこまで言うか。
つーか、オマエはその気になってただろ。
でさ、キミはいつまで東京にいるわけ? そろそろ秋田に帰れよ。

前回真琴に勇気づけられたマリア(鈴木紗理奈)、大地に告白の決心をする。  しかし大地は杏子(宮崎あおい)の妊娠発覚と家出騒動でそれどころではない。
ついに3回目のチャレンジで告白に成功したマリアだが、
大地「お前みたいな仕事してる女と俺が真剣に付き合えると思うてんのか」。  と、告白のあまりのタイミングの悪さでまさかの撃沈。 しかし今回のこのドラマの男性陣は、みんな女にかける 言葉がえげつないな。

メールを出しても全然会ってくれない中島(伊藤高史)に、ついに杏子は中島の学校にまで会いにいく。
杏子の言葉に最初は全然耳を傾けなかった中島も、杏子の妊娠を知って動揺。
中島「金が必要なら用意するよ。 それで全部チャラにしよう」
この男は、ある意味期待を裏切らないカス野郎だな。 予想通りのセリフを吐いてくれる。
前回の日記では希望で書いたけど、最後は本当に大地にボコられてたな。 杏子のメールを見て握りこぶしを作る赤井英和に、 ちょっと「人間・失格」 を思い出したよ。

今回も、真琴が病院の屋上で杏子を説得するシーンにウルウル。 真くん(森廉)の、
「あの人は俺達のためならどんな事でもする人だ」。 のセリフにもやられた。
このドラマを見てると、なんかいつ泣いてもおかしくないモードに入っちゃうんだよね。
次回の予告で泣きそうになったし。 次は本当に号泣できそうだな。


2001.8.6(月) 第6回

真琴(松下由樹)は正体ガバレて警察に連行された。 その間に子供達は親戚に引き取られてしまう。
真琴と子供達との別れ際にしっかり待ち構えている弘志(保坂尚輝)。
弘志「これでよかったんだよ。 お前のためを思ってやったつもりなんだけど」
その割りには、表情に起伏がなさすぎ。 もう、嫌がらせとしか思えないんだが。
それでまた、秋田に一緒に帰ってやり直そうってか。 今の時点で真琴にそんな事言ってもダメに決まってんじゃん。  もうコイツもどこまで本気なのかわからん。

親戚の家に引き取られた子供達に会いに行く真琴。
親戚のおばさん「自分が何したのかわかってるの? お金で子供を買ったのよ。 まともじゃないわ、異常よ」
子供の前で、いきなり来られたら迷惑だとか子供達に聞こえるように言うオマエも既にまともじゃない。  自分の子供が泣かされたからといって、理由も聞かずに真も殴るし。 いかにもドラマによくいそうな迷惑なおばはんだ。  貴様に人を説教する資格なんてない。
いや別に、こんなおばはんの事なんてどうでもいいんだ。
子供達の前で、ついに自分は母親じゃないと告白する真琴。
北斗(松崎駿司)「嘘つき。 お母さんじゃないんだ」。 北斗くんは、真琴が警察に連れていかれても、 ずっとお母さんって信じてたもんね。 北斗くんの悲しみは私にはわからないが、そのセリフは少しショックだったよ。  北斗くんだけに余計に。

仙台の親戚が北斗を迎えに来る朝、北斗は家出。
真達と一緒に北斗くんを探す真琴。 舞雪ちゃん(山岸リサ)はさすがに真琴と顔を合わせづらそうだったが、北斗を真剣に 心配している真琴を見る。 このへんはなかなかよろしい。
そして、ついに北斗を探しあてた真琴達。
北斗「本当のお母さんを探しても、どこに行っても何をやっても同じ顔ばっか出てくるんだ」。  北斗くん、そのセリフはワザと泣かそうとしてんだろ。
その策略にしっかりハマってこのあたりからウルウルきてたが、最後の
舞雪「逃げよう、みんなで」。 で、ついに号泣モード突入。
いやぁ、久しぶりに気持ちいいくらい泣かせてもらったよ。

そーいや杏子(宮崎あおい)の妊娠が発覚してたな。
ホテルでの中島(伊藤高史)とのシーン。 自己紹介する杏子に、
中島「俺達って、そういう仲じゃなかったんじゃないの?」。  とクールに返すが、それが伊藤高史だといまいちキマらない。 あんまカッコよくないし。
だから、たくさん遊んでるふうにも見えないんだよね。 こんな男を好きになる杏子だって不思議でしょうがない。
そして自分の素性がバレたあとの中島。
中島「やっぱりメールだけの関係の方がよかったのかな」
って、やる事やっといて何抜かしてやがんだこの野郎。 やはりコイツは一回赤井にボコボコにしてもらおう。


2001.7.30(月) 第5回

美智留(森公美子)に子供達といるところを見られた真琴(松下由樹)は、真実を打ち明ける。
美智留「金はない若くはない男もいない。 こんな3重苦でこれからどうすんのよ」。  なんか言いたい放題言ってくれるな。 若くない事は苦なのか?
美智留「あんたのやってることは犯罪だって思われても何も言えないのよ」
あーもううるさいうるさい。 こっちはわかっててやってんだ。 早く帰れよ。
美智留「このままどうしても続けるって言うなら、私あんたと絶交だからね」
あぁ、望むところだ。 こっちはオマエが友達だったところでいい事なんて一つもないんだよ。  逆に邪魔者がいなくなってせいせいするわ。

そんな中でも、すでに真琴が本当の母親じゃないと知っている真くん(森廉)。
「なんかあったらちゃんと言えよ」
「しっかりしてくれよ。 俺あんたの嘘に乗っちゃったんだから」
この子、すごいいい子だね。 最初に会った時は一番高い壁だったのに、今や一番頼りになる味方だ。 何より、兄弟のことを ちゃんと考えてるところがいい。 私はこのドラマの中で、この子の笑顔を見るのが一番好きかも。

真琴の事で会社を辞めた弘志(保坂尚輝)、再び上京。 帰ってくる真琴をアパートの前で待ち伏せ。
弘志「よっ。 おかえり」。 とニヒルな笑顔を浮かべる弘志。
うーわ、思いっきり何かを企んでる顔だ。  保坂がこの顔をする時は、どのドラマでもロクな事が起きないんだよ。
秋田に帰り、真琴と一緒にやりなおそうとする弘志。
弘志「あいつには、人の人生を台無しにした責任があるんだ」
あらら。 つまり、真琴の事は好きじゃなかったってことなのね。 じゃあ、もし真琴が一緒に秋田に帰ってくれて結婚したとしても、 幸せになれるわけないじゃん。
しかし、ここまで最低な男だとは思わなかったな。

酔ってケンカをし、警察に捕まってしまった弘志。 真琴の秘密を喋ってしまう。
真琴のアパートに警察。 そしてその後ろには美智留。
美智留「ごめん、警察から電話がきて喋っちゃった」。 削るぞこの野郎。
最初から最後まで真琴のジャマばっかしやがって。 もう出てくんな。
子供達の意外な反応に呆然の美智留。 そこに真くん。
「あんたのせいだ。 あんたが全部ぶち壊したんだぞ」。 よく言った。 しかも真くん、目に力があるところが 素晴らしい。 あのデブにはそれくらい言ってやんないとダメなんだよ。

パトカーに乗る真琴。 追いかける子供達。
気がついたら私も泣いてたよ。 もう号泣さ。
しかし真くんは、どうやって真琴の免許証をあんなに綺麗に偽造したんだろう?
プロの手口かと思ったよ。 一緒に警察に連れていかれなくてよかったね。


2001.7.23(月) 第4回

真琴(松下由樹)の居場所を突き止めた弘志(保阪尚輝)が、スーパーハッピーにやってきた。
弘志に自分の事を教えたかどうか、美智留(森公美子)に問いただす真琴。
美智留「あたし、真琴の気持ち全然理解できない」。  別にオマエに理解してもらおうとは思わない。  だいたいお前、友達の秘密をベラベラ喋っておいてエラそうなんだよ。 しかも逆ギレ付きかい。 これを書いてるうちにまた腹が たってきた。

ついに弘志とご対面の真琴は、なんとか弘志を追い返そうとする。
真琴のアパートを解約し、親戚中に謝って回ったことを説明する弘志。
真琴「あなた、別に私の事好きじゃないでしょ」
弘志「そういう問題じゃないんだよ」。 いや、そういう問題だろ。
子供がダメになったと聞いて、一瞬ホッとした表情を見せたのはどこのどいつだ。
弘志、秋田へあっさり帰ったなと思ったら、来週また出番があるのね。  見た目の割りには、案外ネチっこい男だな。

そんな中、真琴が実の母親じゃないと疑っている真(森康)は、真琴のカバンの中から免許証を見つける。
おいおい、そんなもんずっと持っとくなよ。 ニセモノだと気づいてくれと言ってるようなもんじゃないか。
「お前は真っ赤な偽者じゃないか」。 あらあら、前回まであれだけ真琴に世話になっておきながら、 ニセモノだとわかるとここまで態度が変わるものなのか。
まあ、それでも最後は妹や弟のために母親だと認めるところはよかったよ。  あのオルゴールの曲が「元気をだして」 だったのは、それはやりすぎだろうってかんじだが。

ようやく絆も深まり、落ちついたかに見えた真琴と大杉家の子供達だったが、そこにまたしても美智留登場。
美智留「真琴、お母さんってどういう事? 誰よこの子達」
何しに来たんだこのデブは。  これ見よがしに「真琴」 って連発すんな。 お前、わかっててワザとやってんだろ。
お前が出てきたら、真琴にはロクな事がないんだよ。 おとなしく家で晩飯のつまみ食いでもしてろ。  あーもう、コイツうっとおしいったらありゃしない。


2001.7.16(月) 第3回

智也(石田純一)が行方不明になり、真琴(松下由樹)は家計を支えるために大地(赤井英和)の店で働くことになる。
智也がいなくなり、大地に智也を探す手段がないか相談に来た真琴。
真琴「そこでお願いがあるんです。 ここで働かせてください」。 と、履歴書を差し出す。
オマエ、初めから智也なんて探す気ねえんじゃねぇか。 最初っから働かせてもらうために 大地のところに来たんだろ。 そして大地、
大地「なんか特技はないんかい。 大食いとか早食いとか」
真琴は早食いはともかく、大食いなら得意そうだぞ。 そして真琴はめでたく就職。
つーか、スーパーに就職なのにそんな特技はいらんだろ。

その頃舞雪(山岸リサ)は、水泳の選手に選ばれ悩んでいた。 自分も泳げない真琴は、舞雪に水泳を教えるため一緒に プールに通う。
松下さん、まさか水着姿で登場してくるとは思わなかった。 もう、きっと松下さんの中で 何かがふっきれたに違いない。  でも、さすがにプールから出るのは断ったのかな。
いやぁ、ある意味いいものを見せてもらったよ。

弘志(保阪尚輝)、真琴を追って上京。 美智留(森公美子)を訪れてくる。
弘志「真琴のことを考えると、もう仕事も手につかないんです」
真琴を追いかけてくるの、案外早かったな。 そして、舞雪が水泳大会を終えた日に地元に帰ろうとする。  コイツは、いったい何日東京にいたんだ?
なんか、日にちの感覚がよくわからんな。
そして、美智留が真琴の居場所を知ってるんじゃないかと思った弘志は美智留を問い詰める。
美智留「ダメよ、言えないわ。 絶対ダメ」。 そのセリフを聞いて、はいそうですかと引き下がる男がどこにいる。 ったく、おせっかいな上にシラをも切り通せないとは使えない女だ。

ついに弘志、真琴に急接近。
来週は、真くん(森康)が真琴のことを、「お母さん」 と呼んでくれるのかな?


2001.7.9(月) 第2回

詩織になり代わった真琴(松下由樹)は、詩織の子供達の母親としての生活を開始する。
歩きながら手を繋いでくる北斗くん(松崎駿司)、カワイイねぇ。 見てるこっちまで顔がほころんでくるよ。 しかし、
北斗「お母さん、今日一緒にお風呂入っていい?」
図に乗るんじゃねぇよ。 ガキの特権を最大限に利用しやがって。
くそぅ、松下さんと一緒に風呂だと? なんてうらやましいことを。

金を受け取ったあと行方をくらましていた智也(石田純一)、お土産を持って家に帰ってくる。
オマエ、もしかして借金返してないんじゃない? なんでそんなに上機嫌なのよ。
そして、真琴と口論になり、真琴を押し倒す智也。
オマエもなかなかオイシイ役だな。 ちょっとデブ専入ってるか?
しかし、そこにタイミングよく起きてくる北斗くん。
北斗「何やってんの?」
智也「マッサージだ」。 爆笑。 面白すぎる。  コイツ、正真正銘のアホだ。  今時そんな苦しい言い訳するやつなんかいないぞ。

学校でイジメを受けていた北斗くん。 その現場に遭遇する真琴。
前日に北斗が宝物だと言って真琴に見せた人形が、池に捨てられてしまう。
真琴が北斗を助け、池に人形を探しに飛び込む展開は予想通り。
そして、人形を見つけて一人一人に声をかけ、最後の母親の人形をみんなで探すシーンは、 かなりベタだが少しウルウルきてしまった。
早くも家族としての絆が出来つつある真琴と子供達。 予想以上に展開が早いが、既に次のイベントが待ち構えているため、 このスピードも評価できる。

その真琴と子供達を影から見ていた智也。 真琴に別れの電話をかける。
智也「邪魔者は消えるから。 後は頼むな」。 わかった。 後は任せとけ。
だってアンタ、どう考えてもいない方がいいんだもん。 達者でな。


2001.7.2(月) 第1回

結婚式場で働く真琴(松下由樹)は、同僚の弘志(保阪尚輝)との結婚を目前にしていた。
松下さん、「お前の諭吉が泣いている」 の時は衣装の関係もあって体が横にデカくなったように見えたが、今回のスーツ姿での登場に やっぱりデカくなっている事を再認識した。
もう昔の松下さんの体型には戻れないのか。 それでもまだ、私はあなたのファンである事に変わりはない。

お相手の保阪尚輝。 年上の女性との結婚ドラマは松本明子とのコンビを思い出す。
あのドラマは、「たたかうお嫁さま」 だったっけか?
久しぶりに年上キラーぶりを発揮しているな。 でも、今回はあの時のように物分りのいい優しい男では なさそうだ。
まあ、そうは言ってもそのうち真琴を追いかけてはくるのだろうけどね。 子供がいなくても、彼は真琴のことを愛していたと 信じたい。

高校の同窓会で親友の美智留(森公美子)と再会した真琴は、高校時代の思い出の場所で人生を変えるきっかけとなる タイムカプセルを見つける。
森公美子、松下さんと同級生の役なのか? 設定を見ると、どうやら33歳らしい。
おいおい、それはかなりムリがあるだろう。 森公美子って今何歳なんだっけ? 見た目軽く40は越えてるような 気がするんだが。 越えてなかったらごめん。
しかし、松下さんと森公美子が並ぶと松下さんがとてもスレンダーに見える。  まさか、森公美子のキャスティングは松下さん直々のご指名?
もしそうなら、松下さんもなかなかの策士だ。 これ以上ない相手を選んだね。

親友・詩織の失踪を知った真琴、残された夫・智也(石田純一)の行動を見て、詩織になりきる決意をする。
石田純一、落ちぶれたダンナ役のなんと似合うことか。  かつてのトレンディー俳優も今や見る影なしだ。 まあ、あれだけ私生活で泥沼を演じれば仕方がない。
しかし、真琴は子供を買って詩織になりきるんだ。 4歳くらいの母親は子供の顔をまともには覚えていないか。  なるほど、面白いところに目をつけたな。
智也たちの家族、子供達をちゃんと愛せるか、真琴を追いかけてくるであろう弘志、そしていつかは帰ってくると思われる詩織。  ぱっと考えただけでもこれだけのイベントがある。
ちょっと期待してみてもいいかな?

あ、そういや赤井英和と鈴木紗理奈のことは全然書いてないな。
まあいいや。 この二人にはあんまり興味ないし。
そっちはそっちで勝手にいちゃついてくれ。



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