NHK滋賀県のニュース　大津放送局

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うその診断書で休暇懲戒免職

病気による有給休暇を取った際に自分で作った、うその診断書を提出していたとして、県は、甲賀市にある土木事務所の５９歳の主査を２２日付で懲戒免職にしました。懲戒免職となったのは、県の甲賀土木事務所の田中一志主査（５９）です。県によりますと、田中主査は今年２月、病気による有給休暇を１２日間とった際、自分で作ったうその診断書を県に提出していたということです。
この診断書には、病院で大腸の腫瘍を取り除く手術をしたと書かれていましたが、本人の生年月日を書く欄がなかったため、不審に思った上司が病院に確認したところ、手術をした実態がなく、うその診断書であることがわかったということです。
この主査は去年、父親の看護の名目で有給休暇をとった際にも、証明書を偽造していたということで、県では２２日付でこの主査を懲戒免職にしました。主査は「体がつらくて休みを取りたかったが、残された有給も少なく上司に相談することができなかった」などと話しているということです。
このほか県では、今年４月から６月までの、およそ５０日にわたって無断欠勤を繰り返したとして、大津・南部農業農村振興事務所の５８歳の主幹を３か月の停職処分にしました。

07月23日　13時06分

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