現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. ビジネス・経済
  4. 市況・統計
  5. 記事
2011年7月22日8時14分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

石巻・気仙沼の経済力が半減 七十七銀が推計

 東日本大震災で、宮城県第2の都市・石巻市と気仙沼市の経済力の半分近くが失われた――。東北最大手の地銀・七十七銀行(本店・仙台市)が、そんな推計結果をまとめた。

 2005年の産業間のお金の動きを分析。東京商工リサーチがまとめた被災企業数などを当てはめ、被災額をはじき出した。

 石巻市では、GDP(国内総生産)に当たる数値が5791億円から2412億円(41.7%)も減少。約3万4千人分の職が失われる影響があった。気仙沼市でも、2287億円の生産が1122億円(49.1%)減り、1万9千人分の雇用減を招く規模だ。両市とも、生産減少分の約35%は取引先の被災に伴う間接的なものだった。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

原発事故の賠償は長年続く。被害者が十分救済され、国民が納得できる賠償の枠組みとは何か。

福島第一原発の爆発事故から4カ月。これまでに、原発からどれだけの放射能がどう漏れ出たのか。

『放射能』はどこまで日常生活に入り込んできている? 家族を守るにはどうすれば?


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介

クラウド・コンピューティング特集

新たなIT時代を読み解くキーワード「クラウド」を理解するには?